ソフトン Model6 + MDR-XB700 で楽しく聞ける CD [音楽関係]
ソフトン Model6 + MDR-XB700 で楽しく聞けるオススメ CD を独断と偏見で紹介するコーナーです。
XB700 って普通の well-balance なヘッドホン端子と合わせると いわゆる「珍妙ホン」なのですが、ソフトン Model6 と組み合わせると中々侮れない活躍をしてくれます。 ま、凸凹コンビってところですかね。 イコライザー関係は、この組み合わせでは OFF にします。
ちなみに、DT990 で十分楽しく聞けるようなソースだと XB700 では低音多すぎて耳が痛いです。
さっそく行ってみよう。
□ N.F.N.F / テレンス・トレント・ダービー
Neither Fish Nor Flesh です。 大好評だった前作に比べて このアルバムの評判は賛否両論だったみたいですが、ブラックミュージックの魅力たっぷりで好きです。
最近は サナンダ・マイトレイヤ に芸名変更してるそうです。
□ ビー・マイ・ベイビー (Vanessa Paradis) / Vanessa Paradis
いわゆるフレンチ・ロリータというジャンルですが、なんというか密室感みたいなのが なんとも たまりません。
ちなみにプロデューサーは当時恋仲と噂のレニー・クラヴィッツ。
CD のタイトルが 「ビー・マイ・ベイビー」 なのか 「Vanessa Paradis」なのか不明。
□ J.S.Bach: The Well-tempered clavier, book2 / Glenn Gould
いわゆる「平均律クラヴィーア 曲集」、原題は「ナイスな調律の鍵盤楽器」です。
私のお気に入りは3曲目の Prelude in C# minor です。
当時は、まだ「平均律」というピアノの調律方法(半音を2の12乗根の周波数比率で均等に取る)が確立されておらず、当時の調律方法では例えば白鍵で5つ離れた完全五度の場合、「ド-ソ」 はきれいにハモるのに「レ-ラ」は笑っちゃうほどハモらねーよ(要は音痴に聞こえる) とかいう話がありました。 ま、そもそも当時はピアノという楽器すらなかったわけですが、オルガンやチェンバロでもチューニングとしては同じことです。
その関係で、曲を作るときに調号につける#や♭は普通は3つぐらいまでだよね(=ハ長調とかト短調みたいな特定の限定された調をよく使う)という暗黙ルールみたいなのがあったのですが、そこをあえて音楽理論的に可能なすべての調(ド、ド#、レ、レ#、。。。 みたいに12の長調と12の短調)で曲を作った(既存の持ちネタを集めた)というのがこの作品。 さすがバッハ、さすがドイツ人。 几帳面です。
で、それぞれの調で「プレリュード」と「フーガ」を1曲づつ合計2曲作ったので 24×2=48曲という大変なことになってます。 しかも Book1 と Book2 で2回曲集作ってるのでトータル96曲。
まぁ、ウンチクの中身は真に受けないでもらって、曲集の中から1曲でも好きな曲があればいいんじゃないでしょうか。
□ ドント・ルック・バック (Charlie Sexton) / Charlie Sexton
テキサス出身 ・ 骨太ストレート ・ 歌&ギター上手し、と3拍子そろっていたのですが、ルックスが良すぎたせいか 音楽的な評価に至る前にアイドル的・ヴィジュアル的側面で消費されてしまった感がありますね。 それにしても、なんと! こんな名盤が Amazon ですら載っていないとは。。。
ちなみにデビューアルバムの Pictures for Pleasure も名盤。
しょうがないので YouTube 貼っときます。(Universal Channel)
Don't Look Back http://www.youtube.com/watch?v=LoZV7Fcp9n4
Impressed http://www.youtube.com/watch?v=YRjbm31Hx38
Beat's So Lonely http://www.youtube.com/watch?v=OfSu_TGqn3g
Sunday Clothes http://www.youtube.com/watch?v=_daOQ-K9JR8
Hold Me http://www.youtube.com/watch?v=SLxQyYE-XSI
My Space
http://www.myspace.com/charliesexton
「Regular Grind」 がいい感じ。
移籍後のオフィシャルサイト
http://www.sonymusic.co.jp/charliesexton
なんだか懐メロ大会っぽくなってきました。。。
□ Dr. Feelgood / Motley Crue
ボーカルのヴィンス・ニールが嫌いでねぇ。 ま、いいや。
なんと、極悪軍団が禁酒・禁薬して臨んだ ボブ・ロック プロデュースの最高傑作の一枚。
最近、紙ジャケで出てます。 たしかオマケのライブ/プロモ トラック入り。
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲(モーツァルト) / グリュミオー&ペリッチャ
数あるコンチェルタンテの演奏の中でも、私のリファレンス的一枚です。
ビオラを弾いてるアリゴ・ペリッチャという人、マイ・フェイヴァリット・ヴィオリストなのですが、ほとんど情報がありません。 あとはモーツアルトの Duo の録音が残されているだけです。
- アーティスト: ロンドン交響楽団,モーツァルト,デイヴィス(コリン),マリナー(ネビル),アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ,グリュミオー(アルテュール),チャップマン(マイケル),ペリッチャ(アリゴ),シビル(アラン),ブラック(ニール),ブライマー(ジャック)
- 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1996/01/25
- メディア: CD
- アーティスト: グリュミオー・トリオ,モーツァルト,アカデミー室内アンサンブル,グリュミオー(アルテュール),ペリッチャ(アリゴ)
- 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1998/06/17
- メディア: CD
ヴィヴァルディ 四季 / チョン・キョンファ
低音モリモリの重厚な響きでバロック時代/ヴィヴァルディらしいといえるのか?みたいな話はとりあえず おいといて、ソロのヴァイオリンを弾いてるキョンファ・チョンという人、歌心を大切にする一方で かなりアグレッシブな芸風だと思います。 楽器はガルネリ。 もちろん、単に雑というわけではなくて限界まで爆走してる感じがありつつも こけずに弾ききるそのスリリングさが持ち味でしょう。 その持ち味を存分に楽しめます。 特に夏(4曲目~6曲目)、その中でも3楽章 Presto (6曲目)ですね。 あと、冬の1楽章(10曲目)も。
ヴィヴァルディの曲って「ヴァイオリンのソロだけ目立って、あとの人はテキトーに伴奏&飽きたら こっそり休憩してもバレないよ」みたいな印象があるのですが、低音までちゃんと聞こえると、立体的な曲の構成みたいなのも見えてきて興味深いです。 演奏する側も手が抜けません。 チェロの人には「ヴァイオリンと同じ感覚で音符並べやがって、こんなの弾けねーよ」と不評ですけどね。 ちなみに、ビオラはあってもなくても聞いてる人にはわかりません(泣)。 XB700 で聞くと、そんな影パートもじっくり聞くことができます。
- アーティスト: キョン=ファ(チョン),キョン=ファ(チョン),ヴィヴァルディ,セント・ルークス室内管弦楽団
- 出版社/メーカー: TOSHIBA-EMI LIMITED(TO)(M)
- 発売日: 2007/07/25
- メディア: CD
1984 / ヴァン・ヘイレン
ヴァン・ヘイレンの黄金期、ロック史上燦然と輝く名盤です。 ギター小僧のバイブル、みんな持ってるでしょう。
ぜんぜんロックじゃないエレクトーン関係の人でも結構 Jump を弾く・聴くみたいですね。
このアルバムで今回 注目したいのはベースとバスドラです。
デイブ(当時のボーカルの人)は「ベースなんてルートを8分音符で弾いてりゃいいんだよ」的な発言をしたこともあったらしいですが、そんなことはありません。 ドラムが結構個性的なイクイップメント(ツーバス、メロタム、やたらと皮パンパンのスネア)で演奏もドコドコと面白い感じを醸し出したりするのですが、その変なリズムパターンのバスドラにでさえピタリとくっついて音が出てくるベースっていうのはなかなか他のバンドでは聞くことが出来ません。 マイケル・アンソニー、何気に やるな。
他のバンドだと もう「みんなで一緒のノリを感じてりゃ合うだろう」的な精度なのですが、ヴァンヘイレンのベースとバスドラは「ベースのアタックがはじけるが如くバスドラがズシッと出る」という職人技的なタイミングで合わせてきます。 「バスドラに音階あるのかよ!?」的な聞こえ方をします。 トップシンバルのカップ打ちとバスドラのタイミングも似たような感じで ちゃんと「ガチン」という音がします。
そんな感じで、ひたすらタイミングが合ってる所もスーパーバンドたる由縁なんでしょう。 もちろん、ドラムのアレックスとギターのエディは兄弟ですから阿吽の呼吸です。 ヴァン・ヘイレンは、けしてエディのギターだけで成り立っているわけではありません。 一体感なのです。
最近、高音質を謳った材質の CD で再発売って多いですね。
こうしてみるとやっぱり 80年代的バランスですね>MDR-XB700
そして意外とクラシックも悪くないですね。
ひょっとして ソフトン Model6 + HD650 も相性いいのかしらん。 とか思ったりして。
ソフトン Model6 Get http://yoga.blog.so-net.ne.jp/softon-model6
ソフトン Model6 パネル作成 http://yoga.blog.so-net.ne.jp/model6-panel
MDR-XB700 関係のエントリ
MDR-XB700 Get http://yoga.blog.so-net.ne.jp/mdr-xb700-get
MDR-XB700 のイヤパッド部分の分解写真 http://yoga.blog.so-net.ne.jp/mdr-xb700-bunkai
ソフトン Model6 + MDR-XB700 で楽しく聞ける CD http://yoga.blog.so-net.ne.jp/model6-xb700
MDR-XB700 のイヤパッド部分の分解写真#2 http://yoga.blog.so-net.ne.jp/mdr-xb700-earpad
SONY ステレオヘッドホン XB700 MDR-XB700
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
Sennheiser ダイナミックオープンエアヘッドホン ハイグレードモデル HD650
- 出版社/メーカー: ゼンハイザー
- メディア: エレクトロニクス
ソフトン Model6 パネル作成 [音楽関係]
前回の話( http://yoga.blog.so-net.ne.jp/softon-model6 )にあったとおり、Softone Model6 は意匠的には味も素っ気もなくて超地味なデザインなので、デスクトップに置いておくには ちょっと寂しいです。 巷の噂でも、音:○、デザイン:× みたいな話は良く見かけるので、見た目を何とかしたい・見た目さえよければ もう少し。。。と思っているのは 私だけじゃないでしょう。
ソフトンさんは悪くありません。 でも、オシャレをしたい年頃です。
ま、そんなジミーな Model6 ですが、ダメだダメだと文句をたれるだけでは いけません。
いろいろ厳しい昨今、Moving forward が必要です。 ということで、フロントパネルを作成することにしました。
と、いっても筐体を置き換えるような本格的なものを作るのは めんどくさいし技術もないので、紙を貼るだけ。
(要は、お面。。。)
さっそく採寸。
単位は mm 、残念ながら測定誤差も mm オーダーです。 まぁ、いいでしょう。
なお、測定値の妥当性については一切保証しません。 心配な方は自分でも計ってみましょう。
Panel: W:300 x H:84 (mm) Select:: W:8 x H:6 @ 左から 71(mm)、上から45(mm) Volume: φ40(mm) @ 左から116(mm)、上から22(mm) PHONES: φ12(mm) @ 左から179(mm) と 219(mm)、上から 41(mm) POWER: W:16 x H:23 (mm) @ 左から253(mm)、上から 30(mm)
寸法なら もうちょっとマシな書き方があるだろうって?
(クリックで大きくなります)
パワポで勘弁してください。 オブジェクトの配置が左上が原点なのはヤツのせいです。
mm 単位の作図でさえ結構大変です。 オブジェクトを選択したら Ctrl+矢印で微調整しまくりです。
パワポのファイルは↓こちらからダウンロードできます。
[Embedded にするとなぜか勝手に Windows Live のサインインに飛ばされるため、埋め込みリンク削除中]
http://cid-dc65ccde1221d947.skydrive.live.com/browse.aspx/yoga-blog?view=details
で辿れるかな? Softon-Model6-Panel.ppt です。
テナ感じで絵が描ける環境が整ったので、あとは好きなように描いてください。
といってもパワポで絵を描くと、どうしても幾何学的な題材にせざるをえないですね。
私は、もともと ソレ系のデザインにしようと思っていたので特に問題なかったですが。
元ネタは、いわずと知れたこちら→ http://www.evhgear.com/frankenstein/ です。
ただ単に線を引くだけでもバランスを考えながら微調整が結構難しいですね。
デザインが完成したら、とりあえず安い紙にモノクロで印刷して切り取り、フィッティングしてみます。
意外と穴開ける場所がズレてたりするんですよ。 ちゃんと確認しましょう。
印刷は B4 サイズで収まると思います。 プリンタの用紙設定などは適切なものを選択するようにチェックしておきましょう。 紙送りローラーのクリーニングとかインクの交換も忘れずに。
手持ちの上等な紙で 2L版より大きいのは A3 なんですよねぇ。。。
今回、使う紙は EPSON の写真用紙(絹目調) A3 です。
しかも1回目スジ入った。。。
→ 「高精細」 を「きれい」 にしたらスジは解消。
我が家のカラープリンタは EPSON の PM-4000PX という型番です。 今のラインナップでいうと MAX ART シリーズの A3 出るやつ(一番安いの)です。 顔料インクなので水に強いのがいいところですが、現行シリーズにモデルチェンジする直前の古い型のため、光沢のある最近のフォトペーパーが使えない(使えるのは絹目調のみ)とか いくつか残念な点があります。 交換インクもこの機種だけ独自でわりと仲間が少ないです。
まあ、4000PX が壊れたら HP のプリンタ(Photosmart)買うと思います。 やっぱり写真の発色(色補正)は HP のが好きなんで。
とか何とか言ってるうちに、印刷できて切り取りもできましたよ。 今回のパネルの場合、紙はマットな感じでちょうど良かったかも。 最近は Windows でも mm 精度の印刷ぐらいは問題なくできますね。
切り抜きの難易度は、「披露宴の受付で自分の住所・名前を筆で書く」のと同じぐらいです。
それなりの完成度を求めるには、それなりに慎重にしなければなりません。 特に、内側のくりぬく部分。 その中でも円形にくりぬくのが一番しんどいです。 直径12mmのポンチがあったら一発なんですけどねぇ。
道具はこんな感じです。
オルファのアートナイフプロと、シンワの直尺シルバー600mm と 150mm を使ってます。 アートナイフプロは普通のカッターよりも刃が細くて長いので小回りがききます。 逆に、力を入れて厚手のものを切るような用途には向きません。 フォト用紙は結構厚めなので怪我しないようにご注意ください。
パネルは両面テープで貼ります。
はみ出した部分はハサミで切ります。 まぁ、あえて説明するほどのことでもないですね。
Volume の上にあたる部分にもテープを貼っておくと、パネルの真ん中を貼ってから じっくり両側を貼れるので、位置決めし易いです。
ということで、お待たせしました。
じゃーん。
黒い Volume ダイヤルはダサくなかった!
っていうか、EVH stripe 柄にすればなんでもカッコいい!、状態。
ちなみに、撮影の都合上、天板の上にモノを載せてますが、普段は何も載せてません。
はい、Before。
アンド After。
赤いヘッドホンはベイヤーの DT990 です。 気になる人はこちら → http://yoga.blog.so-net.ne.jp/dt990-get 。
うむ、よかろう。
エプソン プロセレクション MAXART A3インクジェットプリンタ PX-5600
- 出版社/メーカー: エプソン
- メディア: エレクトロニクス
ソフトン Model6 Get [音楽関係]
イイ歳こいて お誕生日プレゼント ねだるのかYO!? というツッコミは 無しアルヨ。 アラフォー(♂ですが)な本人が一番わかってます。 願わくば、日頃の行いと卓越した交渉力の成果 と言って欲しいです。
ブツはソフトン(Softone)の Model6 という USB-DAC 付きの真空管アンプです。
カタログスペック的な内容についてはソフトンのページ http://www.icl.co.jp/audio/Model6/M6-1.htm を ご覧ください。 回路図とかの解説も http://www.icl.co.jp/audio/Model6/M6-2.htm に載ってます。 15W っていうのは このラベルにしか書いてないですね。 ちなみに、シリアルナンバーは2桁後半でした。
購入方法は、秋葉原のダイナミックオーディオ5555 で試聴、その場でお持ち帰りです。 Model6 の在庫は展示スペースの下においてあったダンボール箱で、普通の無地ダンボールに小さなラベルだけのシンプルなものです。
ソフトン製品はインターネットで検索してもあんまり扱ってるところが見つかりませんので、流通経路は ほとんど直販かダイナぐらいだと思います。 直販だと代引きか振り込み、PayPal 等でやり取りのため、別途手数料・送料が必要です。
ダイナだと在庫があれば持ち帰れるし、クレジットカードが使えるし、なにより試聴環境がしっかり整っていて しかも店員の売り込みがウザくないので じっくり落ち着いて比較検討できるのがいいです。 お気に入りのお店です。 1Fしか行ったことないけど。
~ 閑話休題 ~
なぜ、ソフトン Model6 なのか? ですが、一つは出力調節のできる DAC (PCと接続できれば光デジタルでも USB でも IEEE1394 でも OK)が欲しかったのと、もう一つは「真空管」という言葉の響きにつられてです。 「高電圧」「無帰還」「ディスクリート回路」「電源を分離」なんていうキーワードにも弱いです。 VR が固定抵抗のアッテネータというのもポイント高いですね。 現在、DAC がわりに使っている PCM-D50 のポジションにおさまります。
試聴したときの音の雰囲気だけでいうと TRV-84HD がトータルバランスは好みだったのですが、肝心の DAC 機能がないので今回はパス。 DAC ということでは、Dr.DAC2 は現代的でソツのない音ではあるものの、なんとなく工業的な味気ない感じの音に感じられてパス。 まあ、PCM-D50 でカバーできるくらいの音でよければ PCM-D50 を使えば良い訳だし、それなら PCM-D1 とか TASCAM の DR-100(そのうち出るはず)を買って録音環境をアップグレード&PCM-D50 をDAC専用にまわす方向で貯金したほうがいいかなと思ってます。
オペアンプ交換よりも真空管交換のほうがメカ的・宝探し的要素もあって面白そうですから、趣味的に増幅素子の交換をする気があるなら真空管アンプをチョイスでしょう。 電気回路を理解して自作できる人にはオペアンプのほうが選択肢が豊富で扱いやすくて いろいろ工夫ができるので いいと思いますけどね。
izo の iHA-1 V2 は OPA627AP 等使用で低域の音程感とかは非常に良かったのですが、RCA 出力が固定なのと予算の都合で今回はパス。 そのほか BCL USB とか Apogee Mini-DAC、m902 あたりの高級路線も超予算オーバーのため あえなく却下です。
ということで、ガツンとパワーのあるサウンドは別の部分でカバーすることにして、主に空間の広がりと女性ボーカルの表現力に期待しつつ予算ピッタリで財布にも優しいソフトンを選択です。 迷いはありません。
使用している真空管は 6DJ8(6922/ECC88)という双三極管が一本です。 AOPEN の真空管搭載マザーボードや春日無線のキットでも使われてます。 Rode 社の NTK やオーディオテクニカの AT4060 等のコンデンサマイクでも使われてますね。
巷での噂どおり、ボーカル(中高域)は前に出て、低音は控えめです。 イントロでベースが普通に聞こえる音量にするとドラムが入ってきたときにあわてます。 購入当初3日間ぐらいは、音にホワイトノイズがまとわり付く感じ(ビットレート低めの圧縮音源にありがちなヤツ)が気になりましたが日を追うごとにスッキリしてきました。
低音の量も、初回電源投入時は「ヘッドホン断線しかけ?試聴機と比べても少なすぎないか?」と違和感あるほどに出なかったのですが こちらも徐々にふっくら感が出てきました。 音の立ち上がりは悪くないです。 楽器の発音の子音も聞こえます。
最初の3日間ぐらいはどういう方向に落ち着くのか若干不安(場合によっては速攻で××)でしたが、購入から1週間経ってわりと落ち着いてきたかな?という感じです。 もちろん、耳が慣れたという要素もあるでしょう。
↓ 最近のへービーローテーション
阿部芙蓉美についてはこちら → http://yoga.blog.so-net.ne.jp/abe-fuyumi でどうぞ。
祝! HQCD版 発売。 待ってたヨ。 普通の(CCCDじゃない)版で出てよかったです。 Do As Infinity、やっと始まった感じです。
ということで、量的なものはPC 側のソフトイコライザで補填しています。
上記の設定は 200Hz を境に 6dB ブーストですが、曲によって周波数は 150Hz から 300Hz 近辺、ブースト量は +3dB くらいから +6dB までいろいろ変えながら最適値を探っている段階です。 ビット落ちや計算誤差などを気にしてソフトで音をいじるのを嫌う人もいらっしゃると思いますが、利便性には勝てません。
心理的には より劣化が少なくなるはずの設定にしておきたい点は同意ですけど、自分で実験した結果は Windows の Vol を 50 ぐらいまで落として再ブーストしてもよくわからなかった(泣)ので あまりシビアに気にしないことにしています。 そのくせ、アナログの音量調整はアッテネータが吉!とか思ってますけどね。
補填後は低音も十分出てきます。 もともと質は良いのでブースト周波数を適切に選択すればブーミーにはなりません。
低音ブーストによってものすごく音に勢いが生まれるように感じます。
☆☆☆ ソウルは腰で聴け! ☆☆☆↑ これの3曲目「Coming From A Higher Place」 (インスト)とか 9曲目の「I Bet You Look Good On The Dancefloor」、10曲目「Back Of My Hand」なんか圧倒されます。
ベイビー・チャールズの続きは こちら→ http://yoga.blog.so-net.ne.jp/baby-charles で。
真空管=S/N 悪いというイメージがありますが、特に気になることはありません。6DJ8/6922 というノイズ少ない種類の真空管だからですかね。 PCM-D50 と比べても違うようには感じません。 それより、f特的に超高域までリニアな特性を売りにしているアンプなんかのほうが高域が出る分、ノイズが目立つものがあるように感じます。
まだ Burn-in が足りてないせいか、真空管だからか、使ってる真空管の銘柄のせいか、全域に少し音が飽和した感じがあります。 「飽和した感じ」っていうのはビブラフォンとかああいう倍音少ない音がホーっと響く感じです。 Warmth というよりは Honky な感じだと思います。 低音イコライザ補正はあってもなくても同じように感じます。 まぁ、芸風ということでいいと思いますが、ソースによっては少々気になりますね(→ 真空管スパイラルの予感)。
音全体の印象を簡潔に表現するなら「若干ゴージャス」「シャンデリア風味、ナイトクラブ的」「ブリティッシュ」でしょうか。 「ナイトクラブ的」に関しては低音ブーストしてるせいかもしれませんが、ソフトン社の「音楽を優しく語りかける真空管アンプ」というキャッチコピーよりはもう少しポジティブな立ち位置の音作りに感じます。 「大人しくて控えめ」「軟弱」という印象はありません。
まぁデフォの低音は量が少ないですが、そのかわり細かい音の切れやハモリ具合は良くわかります。 例えば、スネアの装飾でダブル・トリプルストロークの粒立ちとか胴の乾いた響きは非常に気持ちいいです。 レギュラーグリップの良さが生かせますね(聴いただけじゃレギュラーかマッチドかわからないけど)。 それとピアノやギターの音の重なりが非常にきれいに響きます。 普通のアンプだと えてしてグシャっとノイズっぽい方向に行きがちなところでも こらえてハモってくれます。 バスドラはベチベチせずにボフッとしてて空気の移動を感じます。
ヘッドホンの推奨インピーダンスは 16Ω~250Ωですが、DT990(600Ω)もそれなりに鳴らせます。 まぁ、ラインアウトとヘッドホン出力が並列なので 600Ωでもそんなに問題ないでしょう。 蛇足ですが、ヘッドホンをつなぐとラインアウトの音量が少し下がります。 ま、オームの法則のとおりですね。
ということで低音バカのはずの MDR-XB700 が なんか普通のちょっと低音が多目程度のヘッドホンに聞こえます。 Model6 との相性(イコライザ補正なし)だけでいうなら MXD-XB700 のほうがいいかな。 XB700 だと高域の歪感が少し目立ってグシャっと聞こえるのが残念ですけど。
歌も、すっきりとしつつ微妙なルームエコーなんかも聞き取れていいですね。 女性ボーカルの非常に高い周波数にある衣擦れのような質感もちゃんと感じられます。 さすがディスクリート(だからかどうかは知りませんが)、かなりいいんじゃないですか?ソフトン。
逆にエフェクトでエコーをかけてるものはソースによってはエコーが目立つ場合もありますね。
歪み系、積極的に音作りしているものもいい感じです。 特にパワー炸裂なものが迫力を削がれずに出てくる感じは PCM-D50 よりもいいと思います。 単に量的なものではなくてやはり音の立ち上がりとかゴツゴツ感みたいなものは真空管のほうがいい気がします。 ゲンコツ、石頭、みたいな。
さて、デザインの要の一つは、電源 SW です。
スイッチがオレンジ色に光ります。 ノスタルジックな演出です。 青色 LED のまぶしい奴とは違ってひかえめで趣があります。
もう一つのデザインの要が傾斜した前面パネルと、この Volume ツマミです。
なんか、「おばあちゃんの家に遊びに行ったら納屋で見つけた不思議な機械」な感じです。 暗号解読器ではありません。
ツマミは おそらく、サトーパーツの K-2901-L ( http://www.satoparts.co.jp/jp/K/K-2901.html )です。 ソフトンさんには申し訳ないのですが、デザイン的には この辺のパーツ http://tubeworks.jp/parts/parts_tu.html に付け替えたいです。 いっそのこと、こんな感じ http://www.evhgear.com/frankenstein/ にするのも面白いかなと考え中。
ちなみに、Volume (アッテネータ部品)は 22点のロータリースイッチですが、盤面の点の数は21個しかないのでカチカチ具合と点の位置が全部ピッタリとは合いません。 まぁ、この辺もご愛嬌ということで。
↓ こういう感じのベースが活躍する曲も楽しく聴けます。
ということで、時間が出来たらデコってみるかな。 今後に乞うご期待。
ソフトン オーディオ製品のご紹介
http://www.icl.co.jp/audio/index.htm
[2009/02/15]
デコりました。 → http://yoga.blog.so-net.ne.jp/model6-panel
ソフトン Model6 Get http://yoga.blog.so-net.ne.jp/softon-model6
ソフトン Model6 パネル作成 http://yoga.blog.so-net.ne.jp/model6-panel
ソフトン Model6 + DT990 で楽しく聞ける CD http://yoga.blog.so-net.ne.jp/model6-dt990
ソフトン Model6 + MDR-XB700 で楽しく聞ける CD http://yoga.blog.so-net.ne.jp/model6-xb700
ソフトン Model6 + HD650 で楽しく聴ける CD http://yoga.blog.so-net.ne.jp/model6-hd650
そういえば、これセルフパワーの USB 機器なんですけど、しばしば「不明なデバイス」になります。 というか、USB ケーブルつなぎっぱなしで電源 OFF にしてると不明なデバイスとして認識されてしまいます。(電源OFF 時はデバイスがつながってると認識しないで欲しい)
Model6 の電源ON のタイミングによりますが、特に休止状態から PC を起こした直後によく出てきます。
おそらく、USB コネクタの D+ と D- がチップに直結になっていて、機器側の電源が ON されてない状態では USB の I/F が機能しないので、USB ケーブルさしっぱなしだと HOST 側からの CHARP ハンドシェイクが失敗するんだと思います。
機器側の電源 SW に連動する形で、USB の線に Bus スイッチを挟む回路構成にするか、電源ON時だけPCM2704 の HOST ピンが VBusに繋がるようにしておけばいいんじゃないかと思うんですけど。。。(回路はよくわかりません)。 この辺の使い勝手は改善して欲しいですね。
回避策は、USB ケーブル抜き差しです。 ま、1分ぐらい放っておくと、抜き差ししなくても(Vista のドライバがリトライして)そのうち勝手に認識するので大問題ではないですが。
MDR-XB700 のイヤパッド部分の分解写真 [音楽関係]
3連休ヒマなので、分解してみました。
はずすネジは片耳あたり2箇所4本
カンを留めているところ(中央の丸の両側にネジあり)と、
ヘッドバンドに留めているところ。
ネジ はずします。 精密ドライバは NIWA 4 って書いてありますが何mm かサイズ詳細不明。
ネジはヘッドバンド側が短いの、カン側が長いのです。
はずすとこんな感じです。
意外と華奢なパーツで構成されている模様。
前回のエントリでお見せしたイヤパッド内側のネジ一本↓を はずしてひねるとイヤパッドは簡単に外れました。
並べた図。 手前がイヤパッドのネジです。 一番長いです。
そういえば、ヘッドバンドの一部はカン側についてます。
予想通りというか、期待に反してというか、イヤパッドにはリング状のプラ部品が付いています。
短い筒みたいな感じで、かさばる部品です。 他のヘッドホンへの移植は結構難しそうですね。
[2009/07] プラ部品については外せることがわかりました。
詳しくは↓こちら。
http://yoga.blog.so-net.ne.jp/mdr-xb700-earpad
オマケですが、ヘッドバンドで隠れている空気抜きの穴。
右2つには黒い仕切りがはさまれています。 一番左の穴はシースルーっぽい仕切りです。
この辺の仕切りの材質や穴の開閉をmodify すれば低音の量は調節できるかもしれないです。
たぶん、穴を塞ぐと低音の量は減ります。
MDR-XB700 http://www.jp.sonystyle.com/Qnavi/Detail/MDR-XB700.html
MDR-XB500 http://www.jp.sonystyle.com/Qnavi/Detail/MDR-XB500.html
MDR-XB300 http://www.jp.sonystyle.com/Qnavi/Detail/MDR-XB300.html
MDR-XB700 Get [音楽関係]
MDR-XB700 / Sony
ソニーのページ: http://www.sony.jp/products/headphone/special/xb/index.html
ソニースタイル : http://www.jp.sonystyle.com/Qnavi/Detail/MDR-XB700.html
店頭で試着して わかってたけど やっぱりデカいです。 ソファ的。
音の感じは、昔定番だった 3Way 30cm ウーハーのスピーカーの趣き そのままです。 CD が この世に出るまでは普通に聴けた音ですね。 FMエアチェックとかLPレコードを知ってる人には懐かしい感じです。 「大きいことは良いことだ」の時代です。
LPレコードを知らない人向けに表現するなら、「生録音で風防フードつけたら音が さびた感じになった」、「コンサート PAっぽい感じ、結構耳が慣れてきた時間帯」です。 アコースティックギターはドブロに、ギブソン SG は レスポール+PAFに、ビオラはすべてターティスモデルに、変身します。 過剰に真空管アンプ風味っていう言い方もありかな。
ま、音が太い・暑苦しい、と。
太けりゃいいってもんではないけど、太いことに価値があるケースもあります。 買う前までは、「そういうシチュエーション専用にヘッドホン作っちゃうのかー」 「しかもヘッドホン3機種+イヤホン2機種ってまるまるラインナップ増設じゃないですか。」 「DJ とかってそんなにメジャーな存在け?」 「自分の中では DJ っていう職業は河内家菊水丸と同じぐらいの位置づけ(=マイナー・ニッチ路線)なんスけど、どんなもんでしょうか。。。」 「各社 DJ モデルとか出してるから それなりの需要はあるのかな?」 「ま、そもそも DJ モデルじゃないしナ。」
てなことを とめどなく思ってましたが、家で いろんな CD を じっくり聴いてみると、このブリな低音は これはこれでアリかもしれない と思うに至っている今日この頃です。 音程は よくわからないけど、立ち上がりは けっこう耳にきます(一応、褒め言葉のつもり)。
大きさ比較 #1
DT990 が小さく見えます。
大きさ比較 #2
さすが、自称キングサイズ。
普通の肉まんと、大入りジューシー肉まん ぐらいの差は余裕であります。
音漏れについては、
DT990 > XB700 >EX90
という感じです。 (低域メインなので比較的目立たないのか?)
まぁ、ラッシュ時の公共交通機関などでは使えないですけど、所詮オーバーヘッドですから、巷で言われてる(ことさら書き立てる)ほどのことは ないように思います。 晴れた日に公園の芝生で ごろ寝しながら聴くのとかに いいと思います。
遮音性能は普通に密閉ヘッドホンレベルですね。 テレビの音とか あんまり聞こえませんので集中したいときに いいですね。 低音多目でマスキング効果も高そうですし。 逆に、呼ばれても気づかない可能性があります。
音量の取りやすさは、ちょっと試してみた感じだと いまいち傾向がつかみ辛くて 確信持てないですが。。。
ウオークマンだと、音量取り易すぎて逆に困るぐらいの MDR-EX700 より、1~2目盛り多いぐらいの音量設定で 同じぐらいの音量に聴こえます。 つまり、普通にイヤホン感覚で使って音量が取れます。 XB700 のスペック的には インピーダンス:24Ω で 感度:106dB ですから、(低音が良く出るので 聴感よりカタログ上の能率が高く見える傾向が あったとしても)かなり鳴らしやすい部類だと思います。
ところが、ATOLL の IN50SE のヘッドホン端子で使うと、音量取りにくいと言われている DT990 の 600Ω と比べても Vol. のメモリを1段ぐらいは大きくしないと(プリメイン 100W のでっかい Vol. つまみ10段階目盛りの1段なので かなり音量差がある)同等の音量に聴こえません。 出力インピーダンスの加減なんでしょうかねぇ。 不思議。
まぁ、1.2m というケーブル長と L字プラグから考えて、ポータブルでの使用を想定(ズボンのポケットに、筐体下側にプラグ端子のある "あの" DAP を入れる)してるんでしょうし そんなに心配しなくても いいと思います。
音の感じが懐かしいので、CD も懐メロを織り交ぜつつ。
Japan というバンドです。 X-Japan ではありません。 Visions Of China が好きです。
パーカッションの鳴り具合が気持ちいいですね。
ハウス系ですが、ラスマス・フェイバーさん っていうのがプロデューサー的な感じで いろんな女性ボーカルの人をフィーチャーしてます。 ボーカルの人は みんな歌うまいし Perfume も そろそろ飽きてきた人には ちょうといいと思います。
ブラームス3番2楽章の冒頭、クラリネットの合いの手で チェロ×divisi+ビオラ×divisi の4パートでハモるところが ちゃんと4声で聴こえてくるヘッドホンは なかなかないでしょう。
さてここで、イヤパッドにのみ興味がある皆さん向けにイヤパッド情報も。
プラスチックのリングみたいなのが ネジ止めされてて、これでイヤパッドを固定してるみたいです。
たぶん一箇所。 内側から イヤパッドをめくると ネジが見えます。
あと、この押さえリングから 内向きに爪が何箇所か出てて それでハウジングから外れないように なってるみたいです。 まだ分解は してないので未確認情報ですが、たぶんネジ一箇所はずして押さえリングを回転させればイヤパッドは はずれるかと。
爪部分の拡大。
イヤパッドだけ別売りしないかな。
イヤパッドの分解の続きはこちらで。
http://yoga.blog.so-net.ne.jp/mdr-xb700-bunkai
Cantaloupe Island とか Chameleon あたり、このヘッドホンで聴くと ライブ感があって 特にいい感じです。
U2 も このアルバムに限っては低音モリモリのほうが いいですね。 Lo-Fi で混沌とした感じがナイス。
装着した感じはふんわりしてますが、側圧は結構強めです。
すくなくとも DT990 よりは締め付けが強いですね。 なんか 実験器具っぽい感触です。 人間を UFO キャッチャーでつかむと こんな感じになると思います。
まぁ、私の場合は装着感云々よりも鼓膜のほうが早く疲れます。 だいたい30分弱ぐらいで休憩入れる感じです。
伝説のロックバンド:ハノイ・ロックス。 はっきり言ってロック史上不滅の名盤ライブアルバム。
ツェッペリンの BOX は高いけど、こちらは格安です。 低音ホンのベンチマーク用としても最適。
心洗われる低音とライブ感 ~ 今あの伝説のライブが甦る!
Are you ready? This is Hanoi Rocks, Come on!
ちなみに 「ツェッペリンの BOX」って↓これです。
デフィニティヴ・ボックスセット<SHM−CD>(紙ジャケットボックスセット)
- アーティスト: レッド・ツェッペリン
- 出版社/メーカー: Warner Music Japan =music=
- 発売日: 2008/09/10
- メディア: CD
結論ないと 読んでて寂しいので 私の感想を書いておきますと、1万弱で手に入る娯楽としては 結構いいんじゃないでしょうか。 これを契機にツェッペリンの BOX 買ってしまいそうです。
他のヘッドホン使ってても 何か前より低音をちゃんと聴く・聴けるようになった気がする とかもあるし、平凡な毎日に突然現れた非日常的な存在、それを通して今まで空気のように意識することのなかった周りの音を改めて再発見する 汗と涙と低音の青春スポ根ドラマ って感じです。
[MDR-XB700 に関するエントリ]
MDR-XB700 Get http://yoga.blog.so-net.ne.jp/mdr-xb700-get
MDR-XB700 のイヤパッド部分の分解写真 http://yoga.blog.so-net.ne.jp/mdr-xb700-bunkai
ソフトン Model6 + MDR-XB700 で楽しく聞ける CD http://yoga.blog.so-net.ne.jp/model6-xb700
MDR-XB700 のイヤパッド部分の分解写真#2 http://yoga.blog.so-net.ne.jp/mdr-xb700-earpad
SONY ステレオヘッドホン XB700 MDR-XB700
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
イヤホンも近い将来 買うと思います。
SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー XB40EX MDR-XB40EX
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
MDR-XB700 関係のエントリ
MDR-XB700 Get http://yoga.blog.so-net.ne.jp/mdr-xb700-get
MDR-XB700 のイヤパッド部分の分解写真 http://yoga.blog.so-net.ne.jp/mdr-xb700-bunkai
ソフトン Model6 + MDR-XB700 で楽しく聞ける CD http://yoga.blog.so-net.ne.jp/model6-xb700
MDR-XB700 のイヤパッド部分の分解写真#2 http://yoga.blog.so-net.ne.jp/mdr-xb700-earpad
ATOLL IN50SE Get [音楽関係]
買ったのは ATOLL の IN50SE というプリメインアンプです。
アールデコ調のロゴがステキです。
Made in France。 購入価格は約10万円。 ということで冬ボーナスおこづかいは支給前に終了~。
重量 7Kg でサイズはビデオデッキぐらいです。
体力的に十分持ち帰り可能なので、思い立ったら即購入可能! なアブナイ奴です。
なぜ ATOLL IN50SE なのか?
最近 オーディオ的なサムシング に目覚め、スピーカーを ぽつぽつ物色・試聴しつつ、そのなかでも ELAC というメーカーのスピーカーが結構気に入ってました。 で、それにあわせるアンプを選ぶとしたら何がよかろうか? という仮定のもと、A-1VL とか PMA-CX3 等10万台を中心に いろいろなアンプも冷やかし程度に試聴なんかを していたわけです。
最近流行の SOULNOTE sa1.0 あたりにも興味あったのですが、如何せん非力すぎて 4Ωスピーカー相手だとソース音量によっては厳しいかな? sa2.0 とセットで買うと予算2倍になっちゃうしナー という感じで なかなか決め手がない状態でした。 いや、そのころは「もし買うなら」なので決めなくてもよかったのですが。。。
そんなある日、ATOLL IN50SE に Dynaudio 社のスピーカがつながれたセットがデモで置いてあり、「おっ、そういえば ATOLL も割と評判いいよな。 一応聴いとくか。」ということで試聴。
~ その瞬間、音に包まれてイイ感じに。
このアンプなら手嶌葵も気持ちよく聴けるに違いない ということでアンプ決定。
というか、アンプメーカー決定。
というか、予算を考えると IN50SE しかないのでこれに決定。
というか、10秒ぐらいしか試聴してない。。。
他にも、低NFB とか、パワー段に MOS-FET とかフランス製など事前調査で仕入れていたキーワードが走馬灯のようにめぐって My 琴線に触れると もう他の選択肢を検討する気もなくなってしまいました。 やっぱり出力段はバイポーラトランジスタより FET だよね。
いいんです。 出会いは突然やってくるものです。 インスピレーションを大事にしています。
買う前にも ホントに IN50se で間違いないか念のためにもう一度試聴。 そのときはスピーカとして Dynaudio EXCITE X36 が繋がってました。 CD 鳴らした瞬間、「フワァ~」とピアノの音が駆け抜けていきました。 肉まん割ると中から湯気が出て美味そうな匂いがするのと同じです。
テナいきさつで、ザ・鎮座。
「恋するしっぽ。」を歌う手嶌葵が目の前に浮かび上がります。
あぁ、この感じですよ。
スピーカーは まだ DHT-M380 のオマケですけど、それでもイイ感じを醸し出してます。
「スピーカーが消えた!」が、ATOLL ではデフォです。
デザインのお気に入りは、丸くて大きなボリュームです。
本家のページでは見えない細部もどうぞ。
ACケーブルは交換可能です。
ACケーブル挿入口のとなりにヒューズがあります。
裏面の Power SW は ON ぱなしで、前面の Power SW でスタンバイ状態とON状態を切り替えて使うみたいです。
スピーカ端子は 普通の通して締めるやつです。
取説みると バナナプラグもささるらしいですが そんな上等ケーブルは持ってないので確認してません。。。
ヘッドホン端子部分はプラです。 あんまりヘッドホン端子目当てで買う機種じゃないでしょうけどね。
音は、意外と細かい音まで良く聞こえます。 少し10kHz 近辺が持ち上がってる感じで解像感は高めですが、その分ソースの録音・ビットレート等の良し悪しもわかりやすいです。 PCM-D50 のヘッドホン端子よりくっきりしてます。
底面の足はゴムです。
マニアな人はインシュレータとか使うんでしょうけど よくわかりません。
筐体は鉄で、軽くたたくと「ガラーン」と鳴ります。 制振対策はなにかしたほうがいいかもしれないですね。
奥行きは 30cm ぐらいです。
ウッドポールの棚にピッタリと おさまります。
付属品はシンプルで、実質リモコンだけ。
電池は CR2025 というのを2個使います。
今回は 販売店の5年保証もつけてます。
ATOLL Electronique
http://www.atoll-electronique.com/
日本のページ
http://e-onandon.jp/atoll/
- ショップ: SUN WIND
- 価格: 88,000 円
- アーティスト: セゴビア(アンドレス),ポンセ,トゥリーナ,ロドリーゴ,カステルヌオーヴォ=テデスコ,ヴィラ=ロボス,ペドレル,ルーセル,タルレガ,トルロバ,ソル
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2002/10/30
- メディア: CD
【送料無料】ATOLLアトールプリメインアンプIN100SE
- ショップ: SUN WIND
- 価格: 147,000 円
- ショップ: SUN WIND
- 価格: 224,800 円
- ショップ: SUN WIND
- 価格: 86,500 円
- ショップ: SUN WIND
- 価格: 121,000 円
igu モデル Get [音楽関係]
せっかく休みの日に(わざわざ)東京まで出てきたんだから、ついでに銀座の山野楽器で CD 買うかな? ということで電車から降りたら、ふと 銀座ソニービルに寄る というアイデアが。 お目当ては デジ一 フラグシップ α900 の実物を触ってファインダーのぞいて見ることと、低音ホン MDR-XB700 の低反発イヤーパッドの かけ心地を体験すること。
んで、数年前に行ったきりで あんまりショールームとか 勝手がわかってないので、おねいさんの勧めるままに 最初に8F に行ってから順番に下に降りてくることに。 8F は 「Canvas@Sony 2008」 ということで、着せ替えウオークマンとかのコラボデザインの元ネタを立体造形にしたようなのを 各人(2008年は3人)がそれぞれ 4畳半ぐらいのスペースに展示するという催し物でした。 っていうか 2007 があったのか? という感じですが。
まぁ、午前中の弦楽器フェアで今日の気力・体力は使ってしまったので 「こんな感じの展示の、この部分がウオークマンのパネルに入ってるのかー」 とか「これってラッパ吹いてるのかー」と流されるまま 感心しつつ だらだらと一通り みてまわっておしまい。
8F展示場の出口付近に、実際のコラボモデルも展示してありました。 ウオークマン/ケータイ/ヘッドホンの3つでコラボしてるみたいです。 いちいち説明するのも面倒なので、詳しいことはこちらで → http://www.jp.sonystyle.com/Special/Product/Canvas_2008/ どうぞ。
商品展示は下がぼんやり光る台の上に 分厚い透明アクリルの板を組み合わせて作ったストライプ みたいな立方体をくりぬいたやつに 乗せてあって プレゼンテーションもいかにも「デザインに凝ってます」な感じになってました。 なんか隙間とかいっぱいあって落ちそうだけど上手い具合に落ちないように作ってあって面白いなと。
ケータイのパネルは ドコモ SO706i 専用で、おいらは au だから使えねー とか、ヘッドホンは今更 D333 買っても使い道ないしナー、買ってみるなら MDR-XB700 でしょ などなど、いろいろと考えをめぐらているうちに ふと気づきました。
「なして買うことば、考えとっちゃろか?」(邦訳:なぜ私は買うことを考えているのだろうか)
きっと芸術の秋だし、聖ルカ(絵画芸術の守護聖人) からの天啓でしょう。
α100 の下取りクーポンも まだ余ってるし、来年3月までに使い切らないと期限切れるなぁ。。。
ということで、ちょっと不思議な感じを醸し出しつつ キャラがラブリーでファンタジーにあふれる 一番ステキな igu モデル。 やっぱり音楽系のコンセプトがナイス。 色使いが紅白なのもポイント高し。 デザインした人の名前がigu(イグ)です。
じっくり見たい方はこちらで → http://www.sony.co.jp/united/canvas/no_flash/artist/igu.html
モノはウオークマン NW-023F。 50台限定。 すなはちこれ ポチッと注文(家にて)。
ハイ、到着しております。
NW-E023F/TR
ということで、いつものように ささやかながら写真を載せたのでお楽しみください。
全体図
音楽の王様がラッパ吹いてます。 キュートです。
顔アップ
外国の絵本のような雰囲気がいいですね。
着せ替えパネルなのではずせます。
おぉ、ボタンはパネル側なのか!? しかも金色。
箱
っていうか、1GB の NW-E023F じゃなくて 4GB の NW-E026F でコラボして欲しかった。。。
ATRAC 256Kbps だと何ほども入らないですからね。 1GB USB メモリとして使うかな。。。
勘の鋭い方は箱のブレイジングレッドという表示でお気づきになったと思いますが、もう一枚パネルが入ってます。 プレーンの赤です。 市販モデルだと赤系パネルはは 黒ボディに赤&青の2種 という残念な組み合わせですが、こちらは白ボディに赤&igu モデルの2種 というナイスな組み合わせです。
まさにストライク・直球・ど真ん中。
というか、パネルは つけはずしできるので、白ボディのモデルと 黒ボ+赤&青モデルを買ってフュージョンすれば ボディ側は白+赤にできます。 しかし、キャップ側は一体になっているので 白+赤にできないんですな。 (自力で分解すればいいんでしょうけど、そこにリスクはかけたくないです。 保守部品で安く入手できればチャレンジしてもいいですけどね。)
それにしても、なんで別売りパネルはガラ物しかないんでしょうかねぇ。
ということでシンプル紅白が欲しい人も、すべからく igu モデルを買うべし、と。
紅白コラボ#1
「まるで、ずっと前からそこにあったような。。。」 とか言うと喜ぶ人もいるんでしょう。>自分です。
シンプル紅白はこんな感じです。
少しラメが入っているのと、写真のホワイトバランスの関係でピンクっぽい感じに見えますが、一応赤です。 黒ボ+赤も悪くはないけど 対象が男の子かフラメンコ限定な感じになってしまうので、普通に赤モデル買いたい人にとっては 白ボディ+赤のが いい組み合わせだと思うんですけどいかがでしょう。 それと、どうせなら黒モデルは赤&黄でスーパーカー仕様にしてほしいなぁ。
紅白コラボ#2
お約束の壁紙です。
まぁ、壁紙にするということはそのお気に入り度もわかろうというものです。
igu モデルが上位モデルにも増えてきたら買い集めそうでヤバいっす。
再生停止ボタンが Picuture Motion Browser で顔認識されてる(笑)。
igu 氏のブログ
http://cateigu.exblog.jp/
igu 氏の作品
http://www.digmeout.net/recommend/artist.php?i=145
igu モデル (1GB)
普通の 4GB
16GB の Aシリーズ
弦楽器フェア2008 [音楽関係]
今年も場所は科学技術館で同じでしたが、会場面積が広くなっててわりとゆったり見学できました。
ヴィオラの出展も増えてて、一通り見て試奏(2周)するのに2時間ぐらいかかりました。
例によって、ヴィオラの試奏しかしないので、感想もヴィオラだけです。
今年は、我らが Friedrich Alber さんも出展してました。 展示は2008年新作ヴィオラ2本のみで右側のが 41.4cm で 左側のがもう少し小さめ(39.5cm ぐらい?)とのこと。 ヴィオラの音はやっぱり自分が持ってるのと同じ 41.4cm のほうが断然好みでした。 しかも、心なしか自分が持ってる 2004年作よりも進化してる気が。 新作なのに音がもっとマイルドになった感じがします。 「ぼんやり」ではなく「粒が細かい」感じ。 たとえるならばアルミヘアライン加工がブラストシルバー加工になったような感じ。。。 まぁ、弦などの条件揃えて同じ時に同じ場所で弾かないと本当のところはわからないでしょうけどね。 ちなみにうちの嫁さんも、「今年の新作のほうがマイルドな気がする(からこっちのほうが好き)」といっておりました。
ヴァイオリンやチェロは持ってきてないの?と聞いたところ、ヴァイオリンは日本に来る前に売れてストックがなくなったと言ってました。 チェロは通関が大変だから毎年は持ってこないとのこと。 「来年はヴァイオリンも持ってくるよ」と言ってくれましたが、私はヴァイオリン弾かないので、別に。。。すいません。
ニスは最近色を変えていて少し赤茶を入れていて、オールド風仕上げを意識してるみたいです。 表板の感じは自分の持ってるハニーブラウンのほうが好きですが、裏板の感じはオールド風仕上げもなかなかオツです。 照明を暗めにした一室で楽器をライトアップしてガウン羽織ってコニャックでも飲みたい感じでした。
次に、今回初めてお名前を意識した田口隆さんという方、イタリア在住で活躍されているそうですが詳細はしりません。 Carlson & Neumann というところで働いているそうです( http://www.ccnviolins.it/indexeng.htm )。 この方が作られたヴィオラも、D線のG がとても心地よく響いて特別な音っていう感じでいい雰囲気でした。バシュメットが弾くA線のGと同じような感じです。 発音もパリッとしててクリアだけど適度な太さのある音は私の好きな傾向です。 全体のバランスで言うとなぜか少しドイツの楽器(と私の頭の中でイメージするもの)っぽい感じもしましたが、一皮むけてます。 人によっては少しあくの強さを感じる楽器かもしれませんね。
それと、私の中ではイケてる楽器常連さんのリューテリアアライさん。 今年は2本出展しててサイズの大きいほうが評判いいと言ってましたが、ま、そうですね。 ここ数年見た限り国内で毎年コンスタントにいいヴィオラを出展してる人はアライさんぐらいかな。 少しネックが太めかなっていう気がしましたが、アレだけの音の楽器は普通の楽器店ではなかなか出てこないですよ。 弾き甲斐があるっていうか、弾いただけちゃんと返ってくる楽器。
最後に、最近気になるメーカーのマルコ・ノッリさん。 カラッとした発音で非常に良く鳴るという印象。 別のイベントで試奏したときも好印象だったように記憶しています。 鳴りやすいように過度に裏板が薄くされているわけではなく、出てくる音がちょっと黒光りしてる感じ。 チェロやコントラバスを作る人のほうがビオラ作るのも得意なのかな? というか、単にそういう音が好きなだけなんでしょうけど。
クレモナの有名製作家ですから値段は2の大台に乗ってそうな勢いですが、ブランド代も含むと考えれば致し方ないところでしょうかねぇ。 クレモナ系の有名人は私が知ってる人はほとんど今世紀初頭より100万ぐら表示価格が上がってますからね。。。 そういえば、ノッリさんはコントラバスも2本(!)出展してました。
同じマルコつながりで、マルコ・イメール・ピチノッティさんの楽器も期待してたんですが、ビオラは出展してませんでした(弟子の人のビオラがありました)ね。 あの人の楽器も地味ながらしっかりと鳴って好きです。 しかも仕上げが芸術的に綺麗です(このへん記憶あいまい)。
あと、中村幹雄さんのビオラも注目してたのですが売約済みで試奏できませんでした。 残念。 中村さんには毛替えもお願いしてみたいですね。
という感じで、欲しい楽器は尽きません。 万一あぶく銭が手に入ったらそのうちの何割か(全部かも)は楽器に化けるでしょうなぁ。
今週のCD(2008年10月) [音楽関係]
世の中では、そこそこの経済力(子供と比較しての話ですが)で欲しいものをガバッとまとめて買う行為を「大人買い」と言うことがありますが、あんまり節操なく買いあさるのは節度ある大人の行動とは言えないでしょうね。
でもね、一応頭の中の買いたいもの・買ってもいいかなと思っているものリスト(と言っても「JAZZ系で良さそうなの2、3枚」とかそういう粒度の場合もありますが)でプラン立ててたし、通勤電車で朝晩あわせると1日でCD3枚分ぐらい聴けるし、週末もいろいろ忙しくてなかなかゆっくり買い物に出かける暇ないし、給料出てもうすぐボーナスだし、音楽は聴いてナンボですよ。
最近は CD のバーコードを読ませてストリーミング試聴できる試聴機があって、多少なりとも中身を確認できるので大ハズレを引かなくなって安心してついついっていうのもありますね。
昔は「情報収集 → 熟考 → 自宅にて第一次選考 → 店頭でジャケ写や帯のコメント・ウラのミュージシャン情報等見つつ総合的に購入優先度を判断 → もう一度内容を妄想 → 別の商品を見て気分をリセット → 決断」っていうかなり深刻なプロセスだったのですが、最近は「端から順に試聴 → イマイチならはじく、まんざらでもなければ候補に残す → 可能な範囲で買う」という実証的プロセスなので、店頭での時間が許す限り「選別作業」のスピードで買いたい CD が出てきます。
家に帰ってネットで調べると amazon.co.jp の「このCDを買った人はこんなCD も買っています」という悪魔の囁きで、さらに選択肢が広がります。
ということで、まだまだ買ってまだまだ聴きます。
なお、そのうち買おうリストっていうのもあります。 ↓こんなの。
今のリストは listen.jp で一通りチェックして回ったものが中心。
●女性ボーカル
□ Shawn Colvin http://www.shawncolvin.com/ColvinMain2008.html
THESE FOUR WALLS
□ Coralie Clement http://listen.jp/store/artist_1167364.htm
Bye Bye Beaut? http://listen.jp/store/album_0724356345256.htm
Salle Des Pas Perdus http://listen.jp/store/album_0724353548957.htm
□ ヴァネッサ・パラディ http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/vanessa/index.html
ビー・マイ・ベイビー http://listen.jp/store/album_00731451395420.htm
http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/vanessa/uicy3008.html
□ Ashley Tisdale http://www.ashleytisdale.com/
Headstrong http://listen.jp/store/album_093624998570.htm
□ Hilary Duff http://www.hilaryduff.com/
http://www.avexnet.or.jp/hilary/
Dignity http://listen.jp/store/album_avcw13081.htm
□ Axelle Red http://listen.jp/store/artist_1166483.htm
Toujours Moi http://listen.jp/store/album_0724384734350.htm
□ Camille
Le Sac Des Filles http://listen.jp/store/album_0724359013855.htm
□ Jean Louis Murat
A BIRD ON A POIRE http://listen.jp/store/artist_1169294.htm
□ Vanessa Hudgens http://avexnet.or.jp/vanessa/index.html
IDENTIFIED http://listen.jp/store/album_avcw13097.htm
□ FRIED PRIDE http://www.friedpride.com/
ミュージックリームMusicream http://www.jvcmusic.co.jp/friedpride/discography/index.html
●ヘビメタ
□ Disturbed
Indestructible
Believe
□ SLOWMOTION APOCALYPSE
MY OWN PRIVATE ARMAGEDDON
。。。まぁ、適当にいろいろと。
でもこういう買い方になると、あんまり全部の曲のタイトルを覚えるところまで聞き込まないんですよね。
昔だと、持ってる CD ならどれでも最後の曲まで全部タイトル言えたんですが、最近はCD を持ってることすら覚えてないこともあるようなありさま。
当然、こういうことも。。。
どちらもバルトークがらみなのは偶然です。 たぶん。。。
そして、CD の置き場所がなくなってくるので、CD はこれ→ http://yoga.blog.so-net.ne.jp/cd-seiri で整理してます。
するとますますジャケ写が覚えられなくてダブりの危険が高まる、と。
beyerdynamic DT990 を一週間使っての感想 [音楽関係]
最初にお断りしておきますが、基本的に「私が選んだお気に入りの DT990」を称えてちょっとイイ気分になる&悦に入ることが目的です。 「買ってよかった」という結論ありきですので、公正さを旨とした、自分に厳しい第三者的なレビューではありません。
Beyerdynamic DT990 MANUFAKTUR 600Ω
□ 環境
パソコン →(光:44.1kHz/16bit)→ PCM-D50 →(イヤホン端子)→ DT990
Vol. は 10段階の3 ぐらいで音量取れてます。
それと、ソフトイコライザをこんな感じでかけてます。
私の今の機材環境では 300Hz と 3kHz 近辺をすこし持ち上げてやることでいい感じになります。
中域に厚みが。。。っていうやつでしょうか。
タベア・ツィマーマンの「Robert Schumann: Werke Fur Bratsche」は音が太くていい感じです。
今井信子氏のテレマンもスタジオの響きがふくよかでしっとりしてて味わい深いです。
テレマン:無伴奏ヴィオラによる12のファンタジー
作曲:テレマン 参考価格: 価格:¥2,594 OFF : ¥136 (5%) |
□ 印象
ジャンルにかかわらず、大き目の音量で聴くのが気持ちいですね。 まさに音を浴びるようにという感じがピッタリです。
巷では、ドンシャリといわれてますが、まぁドンシャリ傾向でしょう。 ただ、巷で言われているほど
- 低音がボワボワしてて中高域とは違った異質な鳴り、スピード感がない。 - ヴォーカルのサ行がささる - ダークな響きだ、スピードメタルには合わないといった点は気になりません(それほど顕著には感じられません)。
低音は質も量もいい感じです。 遅れて聞こえるようなことはありません。 言うなれば、締まりと余韻の両立ができてると思います。 サ行は刺さるほどではないものの、かすれる感じはすこしあります。 響きはダークというよりは堂々としています。 暗い洞窟の湿ったホゲホゲみたいなのではありません。 ベートーベンのフォルテ、もしくは天然皮ヘッドの銅シェルです。
これらに関しては自分が鈍感なだけなのかイコライザーでうまいバランスになっているのかインピーダンスが 600Ω のおかげかはわかりません。
逆に以下の点に関しては巷の噂と同様の印象です。
- 楽器とヴォーカルが同列で、歌がやや引っ込んだ感じに聞こえることがある。 - 無難ホンではない。
まぁ、インピーダンスが 600Ω になったからといって、DT880 や K601 や SA5000 や HD650 にはなりません。 DT990 は DT990 でしょう。
ラファエル・ヒリヤーの↓この CD、特に目玉の曲「バッハ無伴奏6番の Gigue (めちゃ音高い)」あたりはこれら DT990 の特徴がマッチしているようで、楽器の発音がパリッとしてて、何時にも増して上手くないか?と思ってしまいます。
Raphael Hillyer Plays Hindemith, Bach & Bartók
作曲:Johann Sebastian Bach , 他 参考価格: 価格:¥1,687 OFF : ¥328 (16%) |
それ以外で私なりに特記しておくべきこととしては、擦弦楽器(ヴァイオリン・ビオラ)の音色が少し裏返る・ヒステリックに聞こえることがある、というのがあります。 特に購入当初はかなりひっくり返ってる印象がありましたが、一週間のうちにだいぶ弓が噛む感じになってきて、これが熱演風の味付けになっています。 まぁ、少し衣擦れ(きぬずれ)&シルキータッチ・鈴の音風味でより良い楽器に聞こえる という風に好意的に解釈することもできるでしょう。
この先、この裏返り傾向が劇的に変化すると思うか?という問いには、「もうそれほど変わらないんじゃないかな。」と期待もこめて答えておきます。 裏返り傾向に関しては、先ほど述べた300-3k のイコライザー設定によって、よりしっかりした芯と実のある音になり、今や自分史上最高のバランスを保っていると思っています。 K271 は相手になりません。 まぁ、そもそもの傾向が AKG とは違いますからね。
最高バランスの例として、例えば↓コレ。 今まで、「まぁ、ヴェンゲーロフは Violin が本業だから Viola の音が多少ジャリジャリしててもしょうがないよね」なんて思うこともあった この CD のウォルトンのヴィオラコンチェルトでも、「やっぱうまい人が弾けば楽器って鳴るもんだな」という感じがします。
ブリテン:ヴァイオリン協奏曲
演奏:ヴェンゲーロフ(マキシム) 参考価格: 価格:¥2,429 OFF : ¥71 (3%) |
□ 音が近い
このヘッドホンで聴くと、ステージのド真ん前砂被り席、指揮者の真後ろに居るような感じのバランスで聞こえます。 具体的に言うと、低音が強くて近接効果が感じられるのと、高域が強調されて細かい演奏ノイズ風の音もわりと良く聞こえてくる感じです。 チェロの運弓で毛がビービー鳴いてるような音なんかが結構聞こえます。 「リアル」というのとは違う気がします(むしろ「デフォルメ」?)が、一言で言えば「奏者に近い」です。 奏者の目の前に椅子を置いて一対一で弾いてもらってるような雰囲気です。
バッハ:無伴奏チェロ組曲1&5
演奏:古川展生 参考価格: 価格:¥2,789 OFF : ¥151 (5%) |
録音マイクの傾向でも、こういうところ(http://www.thelisteningsessions.com/session2.htm)で聴き比べたりするとベイヤー160 は SHURE SM57 よりも近い感じ、オーテクの 4050 はずっと遠い感じ、なんてことを思ったりしますが、そういうのと同様の感覚的な遠近感の違いを感じます。 まぁ、物理的にもっとも確からしい表現をすれば「f特がドンシャリ」なんでしょうが、味わいのあるドンシャリですね。 芸風として完成度が高いと思います。
Mozart: Complete String Trios & Duos
作曲:Wolfgang Amadeus Mozart 参考価格: 価格:¥1,613 OFF : ¥417 (21%) |
□ 古い録音も意外といける
Great Violists シリーズのプリムローズの録音とかバルシャイのおとぎの絵本のCDなど、結構歌い込みが伝わってきていい感じです。 まぁ、時代が時代なので録音の音質自体はそれなりですが、それを納得させて「録音が残ってて良かったなぁ」と思わせる音楽があります。
□ 音漏れについて
音を漏らすように作ってある開放型ヘッドホンの音漏れについて語るほど愚かな事はないですが、一応書いておきます。
音はもちろん漏れます。 シャカシャカもれます。 家で頭からはずした状態ですと、普通の音量でも半径1m はシャカシャカしてますし、聴ける音量の範囲でもう少しボリュームアップすると 半径 1.5m は何の曲かわかるようになります。 よって、当然のことながら公共の交通機関などでの使用はできないレベルです。 ダミーヘッド(ケロロ軍曹のぬいぐるみ)に装着した状態では若干緩和されますが、1m → 0.5m ぐらいになる程度で基本は変わりません。
家の中でも、受験生がいるお宅や局所的に人口密度の高い環境では、鳴らしっぱなしで放置すると何か言われるかもしれません。
ブラームス:交響曲全集(3枚組)
作曲:ブラームス 指揮:ヴォルフガング・サヴァリッシュ 演奏:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 参考価格:¥1,995 |
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
指揮:バーンスタイン(レナード) 演奏:ニューヨーク・フィルハーモニック 参考価格: 価格:¥2,594 OFF : ¥136 (5%) |
□ 遮音性について
外からの雑音をどの程度カットしてくれるか?ですが、スペック上は 18dB です。 実感としてはあんまりカットしてくれません。 テレビをつけっぱなしにしてあると、ジャポニカロゴスの先生の解説とか聞こえます。 音が鳴ってるときは、ほとんど気にはならないレベルですが、曲間などには現実世界に引き戻されてしまいます。
□ まとめ
ドイツのヘッドホンだからドイツの音楽が合うのかな?という気がしたりもしますが、アイアンメイデンもジューダス・プリーストもイングヴェイ・マルムスティーンも aiko も 369 もいい感じです。 久々にクラシックをたくさん聴きたくなったヘッドホンではありますが、ベースラインがしっかりしてると何を聞いても満足度が高いです。
ヴァン・ヘイレンもサイコー。
1984
アーティスト:ヴァン・ヘイレン 参考価格: 価格:¥1,450 OFF : ¥550 (28%) |
前のエントリー(http://yoga.blog.so-net.ne.jp/dt990-fitting)の下のほうにいくつか CD の紹介をつけてますが、女性ボーカル物も結構 DT990 にあってるんじゃないかなと思います。 なんか耳元に「フゥッ」とくると外界から離れて音楽の世界に吸い込まれる感じがします。
The Rose~I Love Cinemas~
アーティスト:手嶌葵 参考価格: 価格:¥1,680 OFF : ¥210 (11%) |
□ オマケ情報
まったくの蛇足ですが、万一 DT990 が期待の音じゃなくて失敗したなー、もっと地味な音がいいなーと思っている方がいらしゃったら、AKG K271 のイヤーパッド(合成皮革)を試してみてはいかがでしょうか。 微妙なダブつきはありますが DT990 にもくっつきます。
K271 のパッドをつけると、密閉度があがるためかパッド部分から低音が逃げないので、中低音がさらに出ます。 イコール音量を下げられるということで、相対的に高域の量を減らすことができて DT990 が聴き疲れなしの超無難ホンに早変わりです。 アイドル歌謡もなんだか今日は大人な雰囲気だね、ということで一粒で二度おいしい DT990 でした。
beyerdynamic DT990 の装着感向上策 [音楽関係]
DT990 は数多あるヘッドホンの中では装着感がいいほうだと思いますが、それでも数時間以上の長丁場になると、ゲルマンの常識が通用しないアジアンな私の頭部は微妙な違和感を覚えます。 それは↓これです。
この、どこまでも自由に動く、"Frei, aber froh!" なイヤカップのおかげで、ヘッドバンドからの側圧(スペック上は3.5N = 0.36 kgf)が耳の上側と下側に(おそらく)均等にかかるのですが、物理的に上下均等だと私の感覚では下が強すぎるように感じます。 その結果、時々耳の下から顎にかけての血流が滞る感じがして、位置を微調整したりちょっと浮かせて見たりということがたまにあります。
まぁ、現状でもヘッドホンつけたままで眠り込むこともあるくらい快適なので、イヤパッドが自分の顔の骨格に馴染んでくれば慣れる程度のものかもしれないんですけどね。。。 例えると、寝起きにソバ殻の凸凹痕がほっぺたに残ってると何となく残念、とか、カッコ良く足組んで椅子に座ってたら足が痺れちゃったよトホホ、と同じような感じがするわけですよ。
それともう一つ、イヤカップの上部を押さえつけて上側が耳に近くなるようにしたほうが、聞こえてくる音がいい感じに生き生きしてる気がします。 えぇ、きっとウソじゃないです。 ためしに、下のほうを押さえつけると、beyerdynamic らしくないマイルド音質になりますし、イヤカップ(換気扇)全体を手のひらで覆うようにして擬似密閉すると低音が薄くなります。 そういう違いが感じられるなら、「上が近いと音が生き生き」も判っていただけるんではないかと思います。
------------------------------------------------
ということで、いってみよう!
用意するものは
- なにかスペーサーになるもの(押されても簡単にはつぶされないような硬めのものがいいと思います)
- 両面テープ
要はある一定以上はイヤカップが回らない様にスペーサーをはさんでストップするということです。
厚みは1cm 以上あってもいいかも。 まぁ、運用しながら随時改訂するということで。
私が準備したのはこちら。 E2c のフォームイヤパッド、余り物です。 両面テープは凹んでないほうに貼ってます。
デザイン的に硬派な雰囲気の DT990 Pro にはコルクのスペーサー(例えばコルクシートを重ねて八角柱に削ったものとかワインのコルク栓を加工したもの)のほうが似合いそうですね。 個人的にはドイツのユーロ硬貨の重ね合わせも捨てがたいです。 金色のブランデンブルク門。 まぁ、各自の創意工夫で自由に、楽しく。
はみ出してる両面テープをはさみで切って整えます。
んで、芯のチューブでしっかりイヤカップを支えてくれるようにフォークの一番下のところに取り付けます。
圧力がイヤカップの一箇所に集中するのが心配な場合は、何かもう少し幅広なスペーサーを用意しましょう。
以上。
------------------------------------------------
ハイッ、Before
アンド、After
※ケーブルは生えてきません。
まぁ音の感じ方は個人差があるので、ご自身で実際にやってみて気に入ったら採用、
ということでよろしくお願いします。 "Ende gut, alles gut."
オマケ:全体図
ティアック BEYER社 ヘッドホン(オープン型) [DT990PRO]
メーカー:ティアック
参考価格: 価格:¥30,700 OFF : ¥8,990 (23%) |
The Rose~I Love Cinemas~
アーティスト:手嶌葵
参考価格: 価格:¥1,680 OFF : ¥210 (11%) |
ポルトガル産天然コルク・傾斜放熱&リストレスト・コルクスティック・ワイド300/CSW300
メーカー:マイクロソリューション
参考価格: 価格:¥798 OFF : ¥199 (20%) |
桜の木の下
その他:aiko , 他
参考価格: 価格:¥2,580 OFF : ¥479 (16%) |
ニチバン ナイスタック・はがせる15mm×18m大巻 NW-H15
メーカー:ニチバン
参考価格: 価格:¥472 OFF : ¥53 (10%) |
BRILLIANT
演奏:hiro
参考価格: 価格:¥470 OFF : ¥2,589 (85%) |
SHURE フォーム・イヤパッド Sサイズ 5組入 E2c用 PA752S
メーカー:SHURE
参考価格:¥ 1,800 価格:¥ 1,800 OFF : () |
海雪
演奏:ジェロ
参考価格: 価格:¥1,074 OFF : ¥126 (11%) |
beyerdynamic DT990 Get [音楽関係]
beyerdynamic DT990 MANUFAKTUR
beyer のドイツ本家サイト http://beyerdynamic.de/ のWeb直販サイト(http://shop.beyerdynamic.de/index.php)で MANUFAKTUR というオーダーメイドのヘッドホンのシリーズを扱ってます。 ラインナップは DT770 / DT880 / DT990 それぞれをベースにしたモデルをはじめ、他にもいくつかあるようです。 「MANUFAKTUR」 という名前はオートクチュールをもじった駄洒落でしょうかね(→ ドイツ語で工房というような意味らしいです)。
まぁ、オーダーといっても音質に関する部分はインピーダンスの選択のみで、メインは色が変えられるとか好きな文字列を入れてくれるという類のものです。
□ MANUFAKTUR で選べる項目
以下のような感じで3カテゴリ10項目程度です。
[Technology]
- インピーダンス: 32 / 250 / 600(Ω)
- ケーブル: ストレート/カール
[Design]
- ヘッドバンド:色(色によってレザーか合成皮革かもかわります)
- イヤパッド: 黒/シルバー
- ハウジング:色
- 細かい部品もろもろ:色
[Personalisation]
- 文字入れ: 10文字×2行(アルファベットといくつかの記号のみ)
黒い革製のソフトケース(ポーチというにはちょっと大きくて分厚いかな)に入ってやってきます。
(W)23cm×(D)12cm×(H)26cmの縦型直方体。 上面に取っ手がついてます。 底面からファスナーを両側に開いていくと正面の蓋がハッチのように開いてヘッドホンがお目見えするという感じです。
ケースの中身は、ヘッドホンが入るようにスポンジをくりぬいたものが入っていてこれでケース外形を保っています。ヘッドホンがぴったり収まりますが、窪みはこのヘッドホン用一つなので、他のものは何も入りません。スポンジは接着されていないので取り外すことも可能(は可能)ですが、取りはずしたところで特にメリットはないでしょう。
そのほかの付属品はミニ→標準の変換プラグと保証書(購入から2年間)、beyerdynamic 特製の絵葉書数枚です。 それと注文確認書(保証を受ける際に必要)やINVOICE などの通販・輸入書類数点。 普通の通販と変わりません。
色は、白をベースに赤にしてみました。 サンタクロースみたいです。
詳細なオーダー内容は以下の通りです。
[Technology]
- System: 600 ohms
- Straight cable
[Design]
- Housing: piano lacquer white
- Cover set: nickel matt
- end pieces: piano lacquer white
- Mounting: piano lacquer white
- alminium ring; anodised matt red
- Yokes: anodised matt red
- headband: genuine leather crimson
- Ear-pad Set: Velours, silver
[Personalisation]
- Fixing-string1: MANUFAKTUR
- Fixing-string2: 600 ohm
↑ MANUFAKTUR のサイトで Config 中の図。 Adobe Flash で WYSIWYG 操作なので、出来上がりを目で確認しながらカスタマイズできます。
CG合成と実物の色味が若干違うのはお約束です。 私の中ではヘッドバンドの Crimson 色が紫っぽく見えて横のanodised matt red 色とは合わないかなーと少し懸念していたのですが、実物の Crimson はまさに血の色(怖)。 ということで非常にナイスなカラーバランスでした。
文字入れは Merry Christmas とか Ultraman などいろいろウケ狙いも考えたのですが別にクリスマス限定じゃないので、無難に MANUFAKTUR で作ったものだよーということがわかるようにしておきました。
ちなみに、文字入れは左右の金具両方に同じものが入ります。 フォントは指定できません。
そして、 600 ohms (複数形)じゃなくて 600 ohm(単数形) でオーダーしてしまったことに今更気がつきました。。。 600Ω と入れる人は注意しましょう。
オマケ情報で、エンドピースの「R」 の横の点々模様は左右で違っていてR側が「ト」、L側が「|」です。 点字なんでしょうか。
□ インピーダンス
32/250/600Ωの3種類から選べるんですが、巷(=インターネット)の噂話だと、「600Ωなら250Ωよりドンシャリ傾向は若干フラットになって(特にシャリが落ち着いて)ますますサイコー」というレビューが見つかりました。 また別のネット噂で beyerdynamic のサポートの人が「環境がそろってるならもちろん 600Ω がオススメ」と言ってるらしいというのを見かけました。 そして 32Ωと250Ωは音量のとりやすさが違うだけで音質はほとんど変わらないらしいという話も。 音の手がかりはこれと、市販の250Ω 版レギュラー DT990 のチョイ試聴だけです。
日本国内で600Ω試聴できるところはなさそうだし、秋葉原にレギュラー DT990 を(確認の意味で)聴きに行くのも最近物騒だからやーめたっていうことで試聴なしです。 どうせ半年ぐらい聴きこまないと真価はわからないだろうし、大ハズレでなさそうなことがわかった時点で 600Ω 決定です。
600Ω っていうのはラインアウトに直接つなぐことを想定したんでしょうかねぇ? 違うか。。。
ちなみに、MANUFAKTUR のサイトの説明だと
600 ohms: Especially for hi-fi enthusiasts and studio applications, minimal moving mass, ideal for mains-oprated devices with a high headphone output levelらしいです。 mains-operated は、日本語で言うと AC電源(非バッテリ)駆動っていうニュアンスでしょうか。
なんといってもbeyerdynamic社は世界で始めてダイナミック型ヘッドホンを作った会社です。 オススメがあるならそれをチョイスでしょう。
それにしても、ハイインピーダンス(&高能率)っていうのはいい響きですね。
なんだか自分がウンチクある人になった気分です。
ハイインピーだと音量のとりにくさ(Vol. 最大でも音が小さい)がよく指摘されますが、手持ちのウォークマン NW-S706F では以下のような感じです。 (参考曲: ポリリズム/Perfume)
MDR-EX700: 4~6 K271s: 12~14 DT990: 16~18
AVLS は OFF にしないとダメですが、これぐらいで十分な音量で聞こえます。 DAC として愛用中の MZ-RH1 でも Vol.20 いかないぐらいで音量取れてます。 ということで ROCK/POPS 系のような常時音圧が高めのソースなら問題ないでしょう。
一方、バッハの無伴奏 Vnソナタ(グリュミオー)だと、MZ-RH1 では Vol.28 ぐらいまで出してちょうどです。(MAXは30 なのでマージンは 2 しか残っていない) さすがに最大音量近くまで来ると歪みっぽい感じも若干気になりますし、クラシック向けには(あきらめて)ヘッドホンアンプを用意したほうがいいでしょうね。
ちなみにテスターで R ch - GND と L ch - GND の直流抵抗を計ってみましたが、どちらも 0.6kΩ ということで確かに 600Ω でした。
まだ開封から数時間なのでエージングはこれからです。 サ行が。。。シンバルが。。。低音が。。。高貴なドンシャリが。。。みたいな傾向は概ね巷のレギュラー DT990 のレビューと同様だと思います。 600Ω版と250Ω版 との違いは手元に250Ω版を持ってないので直接比較はできませんが、600Ω版のほうが音は若干硬めな気がします。 あぁ、ドイツの新作だな、みたいな。
音質に関しては、またそのうち。
値段は、DT990 が 329.38ユーロでした。 MANUFAKTUR の画面でいろいろ指定してるときは細かい extra charge が加算されて 390ユーロぐらいになってたのですが、なぜかお会計したら安くなってました。 それに送料が25ユーロぐらいを加えて 354.83 ユーロを VISA カードで支払いしました(チャージ額は VISA のサイトで事後確認、送料はそこから逆算)。
あと通関のときに消費税2200円+地方消費税500円+DHLの立替納税手数料500円で小計3200円が別途必要です。
6/16(月) にドイツのサイトでポチってオーダーしてから 7/2(水) の到着まで約2週間。 オーダー後すぐに確認メールと ご注文確認書みたいな PDF が送られてきました。 その後は、通関の前 6/30(月)~7/1(火) に DHL の人から内容について電話で質問(もちろん日本語で、INVOICE にやたらと項目があるのに金額入ってるのは一つだけなのはナゼ?とか)がありましたが、それ以外はとくに苦労も音沙汰も無く、ひたすら待つだけで DHL の人が家まで持ってきてくれました。 関税等の 3200円と引き換えです。
ということで、合計約6万数千円の予定です。
Edition2005+αのカスタムデザインとインピーダンスの違いだけでこの値段は高いかなとも思ったのですが、
実物を見たらそういう感覚はなくなりました。 非常に満足。 ムフフ。。。
beyerdynamic(ドイツ) http://beyerdynamic.de/
Web直販サイト http://shop.beyerdynamic.de/index.php
→ 国(.com とか .uk など)によって扱ってるものが違います。
ドイツのサイトでも注文は英語で可能。
もし、もう一台 MANUFAKTUR で作るとしたらこれにする予定です。
マットブラックとゴールドのコンビネーション。 あのトラックスーツを彷彿とさせます。
文字入れはもちろん
BRUCE LEE
G.O.D.
です。
※ G.O.D. : Game of Death = 死亡遊戯の英語タイトルの略記。 神様でも悪くないですけど。
ご参考
Manufaktur の写真がいっぱい載ってるページ
http://www.hifi-forum.de/viewthread-110-3244.html
Beyerdynamic の Manufaktur 説明ページ
EX700 にサイレンシア [音楽関係]
サイレンシア、科学の耳せんだそうです。
SHURE E2 のフォーム移植でも満足できない場合、もう自分で作るしかないでしょう。
ということで、前回の工作であまったチューブの部分を使います。
向かって右端のやつです。
サイレンシアというのは、イヤーウイスパー(正しくはイアーウィスパーらしい。 以下 EW)と同じ会社が作ってる低反発フォームの耳栓です。
しかも EW より遮音性能が高く、耳せん最強の遮音値32dB だそうです。
http://www.nshcgj.jp/brands/simplerelax/products/silencia.htm
では、さっそく行ってみよう!
まず、サイレンシアをお好みに合わせて適切な長さに切ります。 E2 のフォーム・イヤパッドが 1cm なので、特にこだわりがなければ同じ1cm でいいでしょう。 私は根元の太いほうから 1cm 取ってます。
部材を切り取ったら、チューブを通す穴を開けます。
円柱を円盤にするようにつぶすと作業しやすいです。
私は小学校などの図工で使うような彫刻刀の丸刀小を使って「井」の字に上から垂直に刀をいれ、中心をくりぬきました。
最初にできるのは小さな丸(というか丸い四角形)なので、そこから少しづつ円を広げていきます。
フォームは伸び縮みするので、厳密にチューブの外径に寸法を合わせるよりは、少し小さめの穴にしておいて装着時に伸ばしながらはめたほうが仕上がり状態がズレにくくていいでしょう。
まぁ、3~5mm の丸刀小の彫刻刀(私が使っているのはサクラクレパス「はんが」5本セットのうちの一本)さえあれば他にやりようはないと思うので、詳細は割愛。 革加工のポンチとかあればもっと楽でしょう。
もう一つ作る機会があって覚えてたら写真でも入れときます。
続いて、これをチューブにはめます。
このときのコツは加工済みサイレンシアを円柱が長方形になるように横向きにつぶすことです。
加工のときは縦向きでしたが、装着のときは横向き、と。
こうすることで、フォームを長手方向に伸ばした状態でチューブにかぶせることができます。 接着剤は使いません。
ヤドカリのように、チューブのお尻(狭いほう)から少しづつかぶせるとスムーズにいくでしょう。
ということで、完成の図。
なお、チューブのほうはお好みで切って長さを調節してください。
オリジナルの長さだと↓これくらい(約4mm)余ります。
私は装着感からも、音の観点からも 1mm ぐらい残る感じまで切り詰めるのがいいと思います。
肝心の遮音性ですが、かなりいいです。 E2 フォームより上だと思います。
装着感は場合によっては少し圧迫感がありますが、これはこの手のフォームで標準的なレベルだと思います。
もしきついようなら、サイレンシアから切り出す部分を根元ではなく中間部分ぐらいにするといいでしょう。
それと、イヤホンは裏の出っ張り(L とか R とか書いてある部分)を耳介の中ほどのくぼみにはめこむように少し上から狙う感じで装着すると結構位置決めも安定すると思います。
音は、以前紹介したイヤーピース2段重ね方式に近いです。 というか2段重ね方式に近い音で装着感 Up を模索してるので、その方向性です。
2、3日ほど実践投入してますが、正直なところ「結構イケてる。 電車の中でも EX700 の実力を発揮。」と自画自賛状態です。 自分の才能が怖いです(笑)。
飽きるまでは、しばらくコレでいくと思います。
[2008/08/30]
約2ヶ月ほど使ってますが、
- チューブはイヤホン本体の先端が出るくらい、ぎりぎりまで短く
- サイレンシアは1.5cm ぐらいの長さで長めに作る。 それを1cmぐらいに縮めて取り付ける
のほうが BOSE の in ear みたいに耳に広い面積でフィットするのでいい感じです。
遮音性は純正ノイキャンと同等です。
イヤーウィスパー サイレンシア
メーカー:イアーウィスパー 参考価格:¥ 578 |
SHURE フォーム・イヤパッド Sサイズ 5組入 E2c用 PA752S
メーカー:SHURE 参考価格: 価格:¥1,890 OFF : -¥90 (-5%) |
SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー MDR-EX700SL
メーカー:ソニー 参考価格: 価格:¥23,172 OFF : ¥13,578 (37%) |
The Talas Years
アーティスト:Billy Sheehan 参考価格: |
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パ
演奏:グリュミオー(アルテュール) 参考価格: |
GAME
その他:中田ヤスタカ 参考価格: |
AC/DC Live: Collector's Edition
アーティスト:AC/DC 参考価格: |
Sex & Religion
アーティスト:Steve Vai 参考価格: |
EX700 に低反発フォーム移植 [音楽関係]
EX700 に E2 のイヤパッド [音楽関係]
さてネット上を検索していくと、「EX90 に SHURE E2 のイヤパッド(イヤーピース)を使う」ということをやってる方がいらっしゃるようです。 先人のありがたいレポートを拝聴しつつ、EX90 に使えるものならEX700 にも使えるだろう ということで私も買ってきました。ちなみに SHURE E3 用のものは口径が小さすぎてこれっぽっちもささる気配が無く、EX700 にも EX90 にも使えませんのでご注意ください(確認済み)。
E2 用フォーム・イヤパッド(左のオレンジ)とソフト・フレックス・イヤパッド(右の黒)です。
サイズは、店頭で SHURE のイヤホンを試着しーの、EX700 で使用しているイヤーピースのサイズと比較しーの、結局えいやで選びーの。 こういうときだけは S・M・L アラカルトのパッケージはうれしいですね。
EX700 イヤーピース2段重ね [音楽関係]
といっても、EX700 に付属のもの同士は芯が硬くてスタックできそうにないので手持ちのいろいろを重ねてみたのですが、その中で結構よさそうな組み合わせがあったのでご紹介します。 この方式は可逆的加工(要はかぶせるだけ)なので気軽に試せます。
効能は、
- ベースが従来よりもっと低い音までビシッと聞こえる
- EQでいじった低音が馴染んで全体の周波数特性のバランスが改善される(ように感じる)
- パーカッションのうるささが緩和される。 2日目のカレーみたいなマイルド感。
- 響きが整理されて個別の音ごとの響きがスッキリ聞こえる
です。 どちらも私の主観に基づく感想ですので、その通りかどうかはご自身で確かめましょう。
逆に、デメリットも覚悟しましょう。
- 見た目カッコわるい
- イヤホンが落ちそう
- どこかの帯域で音の歪みが少し増えるような気がする
MDR-EX700SL Get [音楽関係]
CDの整理 [音楽関係]
ということで、私はCD買ったらプラケースを捨ててCD収納の密度Up を図ることにしています。
使うのは、コレ。
MZ-RH1 を DAC として使う[再び] [音楽関係]
しばらくはそれで使っていたのですが、どうも「もや」がかかったような感じがぬぐいきれずいろいろと実験をしてみました。
その結果、いくつかの感覚を得ることとなりました。
□ 第一経験則:「M380 の PORTABLE IN は音が太い(聴き栄えがする)」
なんだか、低い音まで締まりがあってしっかりと出てる感じです。 ズシッときます。 マイク IN 相当だと思うので中で味付けアンプでも積んでるんでしょうか。
□ 第二経験則:「M380 の LINE IN は音がしょぼい」
中でパッシブな分配器を通してるんじゃないかと思うほど PORTABLE IN とは傾向が違います。
使ってるケーブルもアレだしインピーダンスのマッチングがとれてなくてLINE IN の本領を発揮できてないだけかもしれませんが、現状手持ちの機材ではまともな LINE OUT も期待できないようなので、結果的にイマイチ状態です。
□ 第三経験則:「MZ1 の DAC は M380 の DAC よりクリア」
DAC 単品として比べたわけではないので、他の要因が影響している可能性もありますが、RH1 のほうがモヤモヤがなくすっきりしています。
ということで、現在は以下の構成になっています。
[パソコン] | (S/PDIF光→OUT IN) | [MZ-RH1] | (アナログ→PORTABLE IN) | [M380]
サラウンドモードは DIRECT/5ch STEREO あたりを気分で選択。
単品 DAC やアンプを買ってアップグレード(沼突入)するのはもう少し先になりそうです。
AKG K271 のヘッドバンド調節 [音楽関係]
デフォルトの状態ではヘッドバンドがけっこうきつめだったのですが、ヘッドバンドのスライド範囲を制御してる L とか R の刻印の入った丸い部品(ストッパー)をずらしてみました。 だいぶ改善しましたよ。
プラスドライバでねじを緩めるとスライドできます。 ねじを締めて再び固定。 このパーツを上のほうに持っていくと、ヘッドバンドがあんまり下がってこなくなります。
いまは装着状態で、下側の271と書いてある丸い部品とヘッドホンのMade in Austria の距離が3.0mm ぐらいをキープするようになってます。
さて、観察力の鋭い方はすでにお気づきのことと思いますが、ゴムが切れました。
正確に言うと、片方切れてしまったので、バランスをとるために反対も切りました。
ストッパーをずらした状態でヘッドバンドをグイグイ伸ばすとゴムが切れますのでご注意ください。
ゴムは長さ7cmぐらいの5芯。 片方が7cmでもう片方が7.5cmでした。
特に端を固結びとかはしてないみたいで、どうやってあの細い穴に通した上で固定してるのかは不思議ですが、たぶん、ストッパー側にゴムを通してからネジでヘッドバンドと一緒にゴムつきの状態で留めて、ゴム+ヘッドバンドの ASSY を針金に通した後でヘッドホン本体を組み込んでるんじゃないかと思います。
つまりゴム交換には本体側のバラシが必要かと想像しています。 製造工程のナゾは、ヘッドホン本体の AKGロゴのピンズ風ビニールシートをはがせば明かされると思いますが、何のメリットもないのでそこまで確認しません。
ちなみに、ゴムがあるほうが装着時に常にテンションがかかってくるので頭頂部には辛いように感じます。 ということで、ゴムなしも無問題というか装着感 Up で好都合です。 箱を空けた瞬間に、「すぐ切れるな、これ。」という予感(心の準備)もしてましたし(笑)。
せっかくなので、ゴム留め側の丸の分解写真。 K271 刻印のピンズ風バッジがついてる部品(の裏側)。
真ん中の穴いっぱいの部品がゴム留めです。 ヘッドバンドもはさんでます。
今日の BGM はギターです。 K271+クラシックギターのソロはかなりいい感じで聴けるんではないでしょうか。
リュミエール
編曲:村治佳織 , 他
参考価格:¥3,000 |
シャコンヌ
演奏:山下和仁
参考価格:¥2,548 |
AKG スタジオ・モニター K271S
メーカー:AKG
参考価格:¥ 18,400 |
AKG K271 studio Get [音楽関係]
以前、デノンの AH-D5000 が気になってたりした話を書いたのですが、この度ヘッドホンを新調しました。 ちなみに今まで使ってたのはソニーの MDR-XD400。
AKG K271 studio
言ってることと買ってくるものが違うんですが、まぁ、店頭で視聴して衝動買いというところでしょうか。
視聴したのは以下のようなもの+α(全部は覚えてません)。
AKG K701、K601、K271、K240
オーテク W1000、AD900
デノン D5000、D1000
ゼンハイザー HD650、HD595
ソニー MDR-F1、MDR-CD900ST、PFR-V1
Ultrasone HFI-700
視聴環境の影響が大きいと思いますが以下インプレ。 場所はカメラ量販店の店頭です。
- K701,601 見た目はかっこいいのに、聞いてみると無難な音。 昔の銀行員みたいな。。。
- K271/240 クッキリハッキリ。 低音もベースラインがよく聞こえる。
- W1000 なんだかサクサクした音。 オーテクのはどれも同じような感じ。 AD900 のほうが普通?
- D5000 いい音なんだけど、バスドラとかの打楽器的な低音がすこしくどい。
- CD900ST おもちゃっぽい、チャチな音。
- MDR-F1 クッキリハッキリ+ガツンとくる。 でもちょっと混沌とした雰囲気。音量絞ればいいかな。
- PFR-V1 このサイズにしてはなかなか。 でも MDR-F1 のほうが遥かに生き生きとした音。
- HD650/595 なんでこんな埃っぽい音なんだろう?
- HFI-700 クッキリハッキリだけど K271 より少し重心が高い感じでおさまりが悪い。
AKG の高いのはなんだか普通すぎて肩透かしな感じでした。 静かなところで聴くと本来のよさが際立ってくるのかもしれませんが、もう一声 something か欲しい気がします。 あとパッドが大きすぎて耳の後ろに少し隙間が開く感じも。。。ということで値段もアレなので今回はパス。
オーテクは「新作のヴァイオリンを弾くとこんな感じの音、オールドとは違うよね。」という感じであんまり弦楽器ソロ系には向かないんじゃないかという印象でした。 低音は完全にカットされてる感だしあれだと擦弦楽器の発音はちゃんと出てこないんじゃない?(ヒラリー・ハーンのバッハとか)と少し不安になりました。 ブルックナーみたいな大編成オケ物だといいのかな。
デノンは ちょっとヤン車のカーステみたいな感じでした。 低音が出てる割にベースラインがつかみにくくて以前の感動がちょっと冷めた感じです。
CD900ST は、レコーディング用だからマイクに変な音が乗らないようにバッサリ不要な音はカットしてますっていう感じで鑑賞には向かないですね。
意外と良かったのが MDR-F1。 スピーカを耳のそばに置いたような意匠ですが、音は生き生きしててかなり好きな感じでした。 ただ、遮音性はないのでまわりの音が聞こえるのと、自分が聞いてるのも周りに聞こえまくりなので、家でテレビつけてたら使い勝手が微妙かなという感じでした。 あと音量を結構上げないといけなさそうだったので耳に負担がかかるかなというのも少しマイナスポイント。
ゼンハイザーはどれも一段引っ込んだ感じの上品な音で、「ずっと弾いてなかった楽器を弾くと最初はこんな感じ」という雰囲気でした。 これもビオラの音をブリブリ鳴らすのにはイマイチ適さないかなということで今回は却下。
HFI-700 は K271 と遜色ない感じでしたが、若干低音が控えめというか中高域が派手かな。 うわさの S-Logic による脳内定位の回避効果はさほど感じられませんでした。 Ultrasone に関しては PROline2500 とか Edition9 などまだまだボスキャラが控えてそうだし、あせって HFI-700 に手を出すこともないかなということで落ち着きました。
てな感じで、好みだったのは K271、MDR-F1、HFI-700。 ポイント使って1万4千円で K271 を Get しました。
早速、いろいろ聴いてみました。
特に気になるノイズは聞こえないですね。 ちゃんと無音から音が立ち上がります。 よしよし。
□ ブラームス ビオラソナタ ヘ短調/バシュメット
ペダル踏みまくりのリヒテルのピアノも団子にならずにきれいに響いてます。 ビオラはもう少し迫力があってもいいかな。 このへんはエージングで改善されることを祈りつつ。
□ バッハ無伴奏/ヒラリー・ハーン
パルティータ3番の Prelude のデタッシェの弓の返しの発音がちゃんとパコパコ鳴ってます。 ガヴォットもかなりいい感じですね。
□ バッハ無伴奏/ナタン・ミルシテイン
アグレッシブな感じが良く聞こえてます。 意外と編集してる箇所も多い?とか新たな発見が。
□ モーツアルト ヴァイオリンとビオラのためのデュオ(Kv.423)/グリュミオー&ペリッチャ
ビオラが歌う感じが良く出てます。 今まであんまり感じられなかったスタジオの残響も聞き取れます。
□ プロコフィエフ ピアノソナタ7番/Peter Dimitriew
□ Hot Rats/Frank Zappa
□ コダーイ チェロソナタ Op.8/ルートヴィッヒ・クヴァント
□ コユンババ/John Williams
聴いてるときりがないですね。 そろそろ寝なくっちゃ。
これって装着してないときは自動的にミュートがかかるんですね。
L-ch 側にスイッチがあり、ヘッドバンドの留め具の先っちょでスイッチを押してます。
エージングの邪魔なので、留め具を90度回転させてミュートされないようにしてみました。 プラスのドライバで留め具のネジをゆるめると簡単に回せます。
AKG スタジオ・モニター K271S
メーカー:AKG
参考価格:¥ 18,799 |
ここで紹介してる CD はいずれも、持ってて損しない名盤ぞろいですよ(もちろん主観)。
VIOLA LEGEND~ユーリ・バシュメットの軌跡
作曲:ブラームス , 他
参考価格:¥2,940 |
バッハ:シャコンヌ
演奏:ハーン(ヒラリー)
参考価格:¥1,680 |
バッハ : 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
演奏:ミルシテイン(ナタン)
参考価格:¥4,077 |
モーツァルト : 弦楽三重奏曲、二重奏曲集
演奏:グリュミオー・トリオ
参考価格:¥2,957 |
クヴァント・ソロ~ハンガリー・チェロ作品集
演奏:クヴァント(ルードヴィヒ)
参考価格:¥2,940 |
Hot Rats
アーティスト:Frank Zappa
参考価格:¥2,039 |
ザ・ギタリスト
演奏:ウィリアムス(ジョン)
参考価格:¥2,520 |
SONY MDR-F1 ヘッドホン ステレオ
メーカー:ソニー
参考価格:¥26,250 |
ULTRASONE ヘッドフォン HFI-700 密閉 ダイナミック型
メーカー:Ultrasone
参考価格:¥28,350 |
弦楽器フェア2007 [音楽関係]
弦楽器フェア2007 に行ってきました。
今回は入り口でハンドタオルを配ってました。 先着3500名とのこと。
グッズ配布は初めて見かけましたが、早起きは三文の得ですね。
ほかにも楽器を試奏してスタンプラリーをコンプリートすると楽器磨きのクロスがもらえる企画とかやってました。 試奏コンサートもメンバーが充実してきてるしいろいろ主催者のみなさんも工夫してるみたいですね。
といっても毎年ビオラは10丁ぐらいしかないので(しかも年々減少傾向。。。)、一通り見て回ってめぼしいのを試奏させてもらっても連れがいないと淡々と試奏をこなして終わり、という感じで1時間ぐらいで終わってしまいます。 そんな中でも印象に残ったものをいくつか。
今年面白かったのはストリオーニさんのところにあった、裏板長43.5mmのビオラ。 アッパーバウツがネックに向かってすぼまっていてビオラダモーレみたいな雰囲気でした。 昔の楽器をモデルにして作ったと言ってました。 (楽器の紹介があります → http://www.storioni.co.jp/storioni_grand_alto.html )
その独特の形状のおかげか大きさの割にはハイポジも弾きやすかったです。 C/G線はもう半端じゃなく音が出ますね。 かといって、ボヨボヨした感じでもなくわりとクッキリした音質でした。 人前に持って出るのはちょっと恥ずかしいけどお金あったら買っちゃうだろうなーという感じで「欲しい光線」出てました。 ストリオーニさんは去年出展してたラリュバンさん(日本語も上手)製作のビオラも良い音してたし自分の中でなかなか注目度が高いですね。
ちなみに同じような形状のビオラはこの人( http://www.scottslapin.com/ )も使っています。 Scott 氏のビオラは Hiroshi Iizuka という人(日本人でペンシルバニア在住らしい)が作ったものですが音の傾向は Scott 氏のサイトで聞けるすばらしい音に似た感じでした。 もうすこしA線とかはストリオーニさんの楽器のほうが鋭い感じかな。
それ以外だと、リューテリア アライさんの楽器が適度なサイズで、良く鳴る感じでした。 荒井さんの楽器も毎回レベルが高いですね。 音量もあるしわりと好きな傾向です。 ビオラの試奏コンサートは11/4なので今回は聴きに行くことができないのですが、きっといい音してるんだろうなぁと思いました。
私の使っている楽器の製作者 Fiedrich Alber さんは、今年は出展してないみたいでした。 ちょっと残念。
弦楽器フェア2007
http://park10.wakwak.com/~jsima/fairinfo/fair2007/fairinfojp.html
日本弦楽器製作者協会
http://www.jsima.jp/indexjp.htm
ストリオーニ
http://www.storioni.co.jp/
リューテリア・アライ
http://liuteria.exblog.jp/
Friedrich Alber
http://www.friedrich-alber-luthier.com/
Scott Slapin
http://www.scottslapin.com/
DHT-M380 設定 [音楽関係]
机の掃除もしましたよ!?
ということで DHT-M380 のセットアップも終わり、取説を読みながら設定をいじってるところです。
いろいろ遊びたいので、PC 側の SPDIF 出力は96KHz から 48KHz に変更。
音楽を聴くにはヴァーチャルサラウンドの 3.1ch が結構いい感じです。
今の設定は以下のとおり。
V.S: 3.1ch Channel Volume: Front Left/Right: -00dB Center: +06dB SubW: -08dB Channel Delay: FRT/SW: 0.3m Center: 0.6m
PC デスクにスピーカを置いている関係上、リアスピーカが適切な位置に置けないので、5.1ch にしてしまうとさすがにお風呂で聞いてるような感じになってしまいます。 ということで 3.1ch。
PC 側のソフトイコライザは 高域の +3dB は残して、ローカットは OFF にしました。
サブウーファーの -8dB は、だいたい PC でかけてたローカットフィルタと聴感上同じぐらいの分量を減らしてます。
それと Center の Vol. が +6dB になってるのは 3.1ch のサラウンド臭さを控えめにするためです。 スピーカーを棚の上に置いている(厳密に言うと棚の下に紐でぶら下げてあるのですが)関係で、デフォルトだとサラウンドが利きすぎていて、頭をわしづかみされたような感じで窮屈です。 Center を持ち上げてやることで適度な広がりを残しつつ拘束される感じを低減させています。 それとソロ楽器もよく聞こえるようになりますね。
ディレイは、各スピーカの距離はそんなに変わらないのですが、基準は一番近い 0.3m にして、Center だけ 0.6m にしています。
理由は、全部同じ距離に設定すると、なぜか響きと低音の発音がかなり遅れて聞こえるからです。 センターを1段遅らせる(+0.3m)となぜか普通に聞こえます。 2段遅らせても遅らせないよりは普通に聞こえますが、さすがに箇所によっては響きが崩れる感じがします。
たぶん1.3段ぐらいのところが一番良いポイントなんでしょうけど設定できないもんでとりあえず1段。 ひょっとしたら0.3m と 0.6m じゃなくて 0.9m と 2.1m ぐらいにするといいのかも。 今度試そう。
→ (2007/10/09) 試してみましたが、0.9m と 2.1m だとぜんぜんダメで 0.9m と 1.2m ぐらいがよかったです。 つまり重要なのは相対値じゃなくて +0.3m という絶対値のようです。
再生環境がよくなるとずっと音楽聴いてて飽きないですね。
てな感じで、結構充実した PC リスニング環境になりました。
今回の買い物は正解です。
[2007/10/12]
ヘッドホン端子の特性にあわせてソフトイコライザの設定を変えました。
- 低域は100Hzを境に20Hzで -6dB になるくらい
- ビオラがよく聞こえるように 200Hz 近辺をを少し持ち上げ
- それにあわせて 3KHz 付近もすこし持ち上げ
- 20KHz に向かって+3dB
- 少し歪む感じがあったので全体的なレベルを -3dB
という感じです。
もう少し音がこなれてくれば高域の +3dB は なしでもいいかな。
DAC&ヘッドホン&スピーカーアンプ購入計画 [音楽関係]
パソコン用でMD を DAC 代わりに使うのもそろそろ卒業したいと思っています。
いや、誰に迷惑をかけてるわけでもないし自分の中で区切りがつくような達成感も何もないんですが、 MD は MD で録音機器としても MD の再生機としても使っているので、MD が USB 経由で PC につながっているとき(=MDからの取り込み=ちょっと中身を聴いて確認したりしたい)に DAC がない状態になります。
つまり、MDをPC経由で聴きたいときに音が出ない/PC のヘッドホン端子に切り替えが必要。という運用上の手間がだんだん面倒になってきました。 卒業というより逃避、、、ではなく進化と呼びたいですな。
PCM-D50 がさっさと発売されれば Goodbye MD して、RH1 は DAC専用にできるかもしれないんですが、それでもスピーカを鳴らすためのアンプはほしいです。 あとヘッドホンの駆動能力ももう少し強化したいですし。
はい、現状のシステム構成図。
PC ↓ ↓ [ 光 ] ↓ MZ-RH1 (DAC/HPA/Line out) ↓ ↓ [ ヘッドホン/ライン端子 ] ↓ アクティブスピーカ or ヘッドホン
ショボすぎです。。。
やりたいこと・望むことは以下のとおりです。
- PC からのデジタル出力(光)を生かしたい。
- そこそこのスピーカー(とりあえずバイオMXのおまけスピーカを再び活用)をならす。
- 随時ヘッドホンも使えるように。
- PC との共存・共生を考えてそこそこコンパクト
現状を打破するためには、以下の3つの要素が必要でしょう。
というか列挙するまでもないですね。
- DAC - ヘッドホン端子(アンプ) - スピーカ端子(アンプ)
想定レベルはバイオ MX 同等以上です。 まぁ基準が7年前のトライパスのデジアン10W+10cmコーン型フルレンジユニットなんで、そこそこお金を出して現代の機材を揃えれば余裕でクリアできるんではないかと。
というわけで、予算が数万という前提で候補をいくつか探してみました。
意外と最近のオーディオ(コンポ)は光IN かないんですね。 と、言いつつ昔も光INなんてあんまりなかったですけど、もうちょっとデジタル接続が普及しててもいいんじゃないかなと思ったりしてます。 それとも、最近は光は通り越して、HDMI/Ethernet/USB なのかな。
光IN があるのは AVホームシアター系のものか MD 系、もしくは高価なフルコンポあたりです。 ということで、ホームシアター系の製品が中心になりますが、こんな感じでいかがでしょうか。
製品名/メーカー |
価格 |
サイト |
光IN(DAC) |
ヘッドホン |
スピーカー |
3~4万 |
2007年8月発売 スピーカ5.1本付属 |
○光3 | ○ | 20W(6Ω) | |
4.5~7万 |
2005年11月発売 魅惑のウッドコーンスピーカ2本付属 |
○光2 | ○ | 20W | |
5.2万 |
2004年10月発売 |
○光3 |
○ |
25W(4Ω) |
|
2.6~4万 |
ウーハーにアンプ内臓型 2007年2月発売 |
○光 | 17W(6Ω) |
オーテク DAC+BOSE M3 っていう構成も考えましたけど、昔視聴した記憶では M3 の低音ではたぶん満足できなさそうなので今回は却下です。
DHT-M380
スピーカがいっぱいついてこのお値段は魅力的です。 音も、ヨドバシの店頭でなってたのをぱっと聴いた雰囲気では意外に(失礼)よい音なんではないかと思って候補に躍り出ました。 聴きこむと、不満が出てくる可能性もありますが、そのときはテレビ用のサラウンドシステムとして活用することにしてもう少し本格的なシステムへのアップグレードを考えると。 とりあえずパソコン用の音がいいスピーカーとしての役割は十分果たしてくれそうです。 アンプだけ単品売りしてくれないのかな。
24/96 対応だし、今年発売だけのことはありますね。
EX-A10
うわさのウッドコーンスピーカーがかなり気になります。 音も期待できそうです。 というか、木製というところにそこはかとない魅力が。 キャビが天然無垢チェリー材とかナイスな琴線ポイントを突いてきます。 ホームページや特集記事でもアコースティック楽器ファンのハートをくすぐる文言がちりばめられていて、ページを読んでるだけでポワーっといい気分になります。
ただ、このコンポはウーファーとツイーターをバイアンプ駆動する構成なので、アンプとスピーカーはワンセットで考える必要がありますね。 まぁ、このスピーカを買ったら専用アンプが付いてきたっていう位置づけでしょう。
余裕を持って予算が確保できるならば DHT-M380 よりいいでしょうね。
SA-905FX
intec205 AVシリーズのアンプです。 おそらくアンプ単品で考えたときの音はこれらの候補の中では一番いいでしょう。 ただ、intec205 の A-905FX(S) は持ってるので、あれよりちょっとショボいのが一台増えるという観点からするとあんまりそそりません。 それなら別メーカーに新天地を求めてもいいかなと。
HTX-11
サブウーファー付きアクティブスピーカーって感じですね。 値段からすると魅力的ですが、あのデザインはパソコンの脇に置くにはイマイチ感がありありです。
うーん、PCM-D50 の購入予定がなければウッドコーンに行っちゃうんですけどねぇ。。。
あっ、α700 も。。。
PCM-D50って何? [音楽関係]
昔、「練習の録音機器にもとめるもの」というエントリーでいろいろ書いてましたが、最近こんな記事が。
Field recorders announced: Sony PCM-D50 and Marantz PMD620
http://rekkerd.org/field-recorders-announced-sony-pcm-d50-and-marantz-pmd620/
どうやら、PCM-D1 の後継機種で、
- 光IN つきで
- マイクが 90度と120度切り替えできて、
- メモリースティック Pro-HG Duo に対応して(HG専用なのか、普通の 8GB とかには言及してないけど)、
- 5秒のプリレコーディングバッファ搭載で
- 余計なメーターをとっぱらって
- 値段が1/3ぐらいの
PCM-D50 というのが出るらしいです。 11月。 マランツのほうはよくわかりません。
4GB に CD クオリティで6時間。 別売りの XLR-1 を使えば、ファンタム電源のコンデンサマイクも使用可能。 DIVIDE ボタンも引き続きついてるし、なかなかいい感じです。 最近、MZ-RH1 の FF/REW ボタンが調子悪くて M-AUDIO の MT2496 でも買ってみようか(こちらももうすぐ MT2 という後継機種が出るらしいですが)と思っていたところでした。
ついに Goodbye, MD. できるのか?
早く日本でも発表しないですかね。 まぁ日本で発表されなければ個人輸入で買っちゃうと思いますけど。
PCM-D50 http://www.sony.jp/products/Consumer/linearpcm-rec/PCM-D50/index.html
PCM-D1
http://www.sony.jp/products/Consumer/linearpcm-rec/PCM-D1/index_fla.html
http://www.sony.jp/products/Consumer/linearpcm-rec/
XLR-1 http://www.sony.jp/products/Consumer/linearpcm-rec/XLR-1.html
あと、PCM-D1 で使えるかどうか知らないけど、メモステ PRO-HG Duo
メモリースティック PRO-HG デュオ” 4GB/2GB/1GB
http://www.sony.jp/products/ms/lineup/index.html
11月の楽器フェア [音楽関係]
11月には2つ楽器関係のイベントがあります。
□ 楽器フェア2007
http://www.musicfair.jp/
11/1-11/4 @ パシフィコ横浜
こちらは、LM 系ももりだくさんのお祭りですね。
でも、世界のピアノ(ベヒシュタインとかベーゼンドルファー等)が大集合してるので、クラシックな人でも意外と楽しめます。
YAMAHA のサイレント系もこっちですね。
□ 2007弦楽器フェア
http://park10.wakwak.com/~jsima/fairinfo/fair2007/fairinfojp.html
11/2-11/4 @科学技術館(竹橋)
こちらは、擦弦楽器とクラシックギターがメインです。
国内外の製作者による楽器がいやというほど試奏できる、稀有なイベントです。
どちらも見逃せません。
でも、毎年同じ時期なんですよねぇ。。。
しかも、今年は土日が用事で埋まってるんですよ。 ということで見に行くなら1日か2日。
でも、弦楽器フェアに奥村愛さんが出るんですよね、土日は。
(いやいや、ビオラ弾きとしては日曜の百武さんがメインですけど。おほほー。)
金曜は休むとして、それでも回れるのはどちらか一つ(距離的・体力的に)。
木曜も休んじゃったら怒られるかなぁ。 というか、休めたとしても土日の体力も心配だなぁ。
さぁー、困った。
ミケランジェロ弦楽四重奏団 8/22 [軽井沢2007] [音楽関係]
今回の夏休みのメインイベントです。
ミケランジェロ弦楽四重奏団、というか、ビオラの今井信子氏。 世界で活躍する日本人ビオラ奏者です。
趣味でビオラをたしなむ身としては、ぜひ一度その演奏を生で聴いてみたい。
曲目は
- ドビュッシー:弦楽四重奏曲 (ト短調Op.10、最近お気に入り) - シューベルト:弦楽四重奏曲 第14番 「死と乙女」 (2楽章は弾いたことあるけどそれ以外は良く知らないです) - アンコールにベートーベンのカルテットからスケルツォ (これも曲は知りません)
ドビュッシーはその音色の多彩さにびっくりしました。 今まで CD で聴いるだけだと、やっぱピアノがメインの作曲家だからハーモニーとか近代的で凝ってるのかなぁという印象でしたが、生演奏ではドビュッシー独特のハーモニー以上に、なんともいろんな音色が聴けました。
1楽章の盛り上がってフォルテになるところなんかはマシュマロに金粉という感じ(全然わからないですね)でなんともデラックス。 2楽章は今井氏のビオラのメロディーとあいまっての飄々とした感じが非常に活き活きしていました。 3楽章は夕焼けから夜空に刻々と変わるあの美しさにも似た多彩な変化。 4楽章は後半はちょっとラテン的というか人間臭さが見え隠れした感もありましたが、最初から最後までドビュッシーのカルテットって面白いなぁと、思う存分堪能できました。
シューベルトは最初の音からして全然ドビュッシーとは違いました。 なんというか、非常に緊張感があり引き締まった音色、駒より・全弓・羊羹型の(だけじゃないけど)ドイツマイスター的職人の音。 細部まで丁寧に寸分の狂いなく仕上げられた美しい真鍮製の部品。 その一方で微妙な間合いや弓のセーブの仕方やビブラートの変化等が個々のフレーズになんともいえない陰影をつけているように思います。
そして弾きなれているというか、ネイティブという雰囲気が漂います。 もっともドイツ語のネイティブがどんなものかは私にとっては想像でしかないですが。。。 演奏の端々に、ブルックナー、ベートーベン、ブラームスといろんな作曲家の雰囲気も見え隠れします。
シューベルトといえば、建材を組み立てていくような箇所と歌曲のメロディーのように非常に叙情的な箇所が対比するように何度も出てきて、シューマンとかベートーベン(というかドイツ・オーストリア近辺の作曲科)も同じような感じですがシューベルトはその中でも意外とマッチョな感じの雰囲気が、他の作曲家と比べておもしろいところではないでしょうか。 石造りの古い建物にツタが這うようにすこし重苦しい独特の雰囲気があるように思います。 グレート(交響曲ハ長調・大きいほう)でも、2楽章の途中で出てくるロマンティックで美しいメロディのような所があるかと思えば4楽章はパワフルで巨大な建造物のような趣がありますね。
フランスの作曲家のドビュッシーとドイツ(オーストリア)のシューベルトって一緒のコンサートに入れてどうなんだろうと、勝手に要らぬ心配をしていましたが、別に問題ないんですね。 次はモーツァルト、ラヴェル、ブルックナー、バルトーク、ウェーベルンあたりをどこかでやってくれないかな。
それにしてもみんなノリノリで弾いてました。 アンサンブルがそろってるとかいうのは当たり前、単に上手というよりは意のままに操る、楽器で歌う・喋るという感じ。 あんなふうに楽器が弾けたらステキですね。
非常に充実した時間でした。 来年はヴィオラスペースにも行ってみよう。
P.S.
各メンバーの中でチェロの人の身長だけ突出してて、カーテンコールのたびに引率の先生みたいでした。 (失礼)
[軽井沢大賀ホール(の屋根)]
コンサートがあったのは軽井沢 大賀ホール。 名前の由来は、ソニーの CEO だった大賀氏が退職金を軽井沢町に寄付したお金で建てられた音楽ホールだからですね。 Wikipedia にも載っています。 お金を寄付したのか、ホールを建てて(建築主は大賀氏になってました)建物を寄贈したのか細かいところは良くわかりません。 ちなみに最初にホールを作っったら?と提案したのは大賀氏の奥さんらしいです。
立地は軽井沢ですからもちろん文句なしです。 隣に公園と大きな池と橋があり、ホールの回りも芝が青々としていて、とてもいい環境です。 犬の散歩をしている人も結構いました。
このホール、正五角形を全体のモチーフとして使用しています。 会場ホールのフットプリントが五角形です。 音響的な理想を追求してのことだそうです。
ホールの頭頂部のトンガリ屋根も三角形を5枚組み合わせて作られています。 五角錐ですね。 トンガリ屋根=出窓になっていてホールの中に外の光が入るようになっています。 ホールの中からはこの天窓が見えます。
もちろん演奏中に直射日光が差し込むと眩し過ぎたりしていろいろ差しさわりがある(という理由でしょう)のでフタもできるようになっています。
そして蓋が閉まると、そこにはある文字が浮かび上がるのです。
うーん、芸が細かい!
軽井沢大賀ホール
http://www.town.karuizawa.nagano.jp/toppage_o.asp
今井氏の CD で一番スキなのはバッハの無伴奏です。
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6
アーティスト:今井信子 参考価格:¥4,589 ディスク 1 , 1.第1番ト長調、 2. 第2番ニ短調、3. 第3番ハ長調、 ディスク 2 , 1.第4番変ホ長調、2. 第5番ハ短調、 3. 第6番ニ長調 今井信子(アーティスト) , バッハ(作曲)
発送可能時期:通常24時間以内に発送
(2007/08/24 11:32現在) |
← 今井信子 で検索してみよう。 コンチェルタンテの CD 欲しー。 |
今井氏が演奏に参加しているわけではないですが、私が持ってるドビュッシーの弦楽四重奏の CD はこれ↓です。
ドビュッシー/ラヴェル:弦楽四
アーティスト:カルミナ四重奏団 参考価格:¥ 3,059 1. 弦楽四重奏曲ト短調 , 2. 弦楽四重奏曲ヘ長調 カルミナ四重奏団(アーティスト) , ドビュッシー(作曲) , ラヴェル(作曲)
発送可能時期:現在、在庫切れです。
(2007/08/24 11:17現在) |
上のカルミナ四重奏団の CD は在庫ないみたいだし、今買うならこっちのほうがオトクかも。
ラヴェル&ドビュッシー:弦楽四重奏曲集
アーティスト:アルバン・ベルク四重奏団 参考価格:¥1,700 1. 弦楽四重奏曲ト短調op.10(ドビュッシー) , 2. 弦楽四重奏曲ヘ長調(ラヴェル) , 3. 弦楽四重奏のための3つの小品(ストラヴィンスキー) , 4. 弦楽四重奏のためのコンチェルティーノ(ストラヴィンスキー) , 5. ラウール・デュフィ追悼の二重カノン(ストラヴィンスキー) アルバン・ベルク四重奏団(アーティスト) , ドビュッシー(作曲) , ラヴェル(作曲) , ストラヴィンスキー(作曲)
発送可能時期:通常24時間以内に発送
(2007/08/24 11:35現在) |
これも気になります。
ラヴェル:弦楽四重奏曲
アーティスト:イザイ弦楽四重奏団 参考価格:¥2,039 1. 弦楽四重奏曲ヘ長調●ドビュッシー: , 2. 同ト短調 イザイ弦楽四重奏団(アーティスト) , ラヴェル(作曲) , ドビュッシー(作曲)
発送可能時期:出品者から通常2営業日以内に発送します。
(2007/08/24 11:23現在) |
発送可能時期:通常24時間以内に発送
(2007/08/24 11:27現在) |
気になるヘッドホン ~ デノン AH-D5000 [音楽関係]
そろそろヘッドホンを新調しようかと思ってます。
今使ってる Sony の MDR-XD400、装着感がソフトで頭皮に優しく音はズンドコ鳴ってますが、イマイチものたりない感じが増してます。
2005年1月に購入したものですが、最近イヤーパッドがすこしボロくなって来たのを契機になんとなく音も崩れてきたような気が。 「たぶん気のせい」&「もったいない気がしてる自分に対する無意識の言い訳」&「ひょっとしたら気候のせい?」でしょうけど、新規の購入動機としては十分です。
音楽を聴くときの姿勢って、2つあると思います。
ひとつは、弾いてる一つ一つの音、体全体の大きな動きから一本一本の指先から発せられるかすかな空気のふるえまであたかも目に見えるような分析的な聞き方。 このときは実際に弾いてる様子や譜面を頭の中で再現してイメージトレーニングに近い感じで聴いています。
ヴァイオリンだとよく、松脂の粉がパッと飛び散るようなリアルな音とか言いますが、実際の演奏ではそんなに松脂つけません。 粉が散るほどつけたら弓が滑って音が曇ってしまうので、適度に落とす方がいいと思います。
リアリティという観点では、せいぜい指板を押さえる音がパシパシ聞こえるとか、トリルのときに音が楽器の中で響いて”音が廻る”感じがするぐらいで、それ以上は想像の世界の文学的表現なのではないでしょうか。 ちなみに、ヴァイオリンの楽器の鳴りの雰囲気が良く出てる CD としてパールマンの無伴奏がオススメです。
もうひとつは、コンサート後半で少しうとうとして意識がなくなるな寸前、かといってBGMのように耳がおろそかになることはなくかえっていろんな音が大きく聞こえるような、あやういバランスを保ってる状態。 自分の音の入り口は緩みきって大きく開いており、ただただいろんな音が一つ残らず流れ込んでくる感じです。 きっとこういうときはα波とかヨダレとかいろんな何かが出てるんでしょうなぁ。
どちらにしても、もっとステキなヘッドホンを買わねば!
てなことで、ヨドバシカメラでヘッドホンを物色してきました。 第一弾です。