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弦楽器フェア2013 [とりあえず羅列]

行ってきましたよ、今年も。

今年の目玉はなんといっても、リューテリア・アライさんの A.ガルネリモデル。
SIF2013 Viola by リューテリア アライ

向かって左のヴィオラです。 確か裏板長は 418mm。

思い起こせば一年前、当ブログのコメント欄にて私のようなアマチュア
(と言っても楽器そのものについてはほぼ素人)の戯言の相手をしてもらった上に
実際に憧れのガルネリモデルを作ってもらえるなんて。

金曜午前中はちょっと用事があって14時のヴィオラコンサートからしか聴けなかったのですが、
12時からリューテリア・アライさんの楽器の試演奏があると知っていれば用事そっちのけで
朝から行ってましたよ。。。

試奏させてもらった第一印象は「ニヤリ」いやー、すごい楽器作らはるなー。
とにかく音の存在感がすごい! この楽器でヴィオラが活躍するドヴォルザークとかブラームスの
室内楽なんかをバリバリ弾けたら楽しいだろうな〜、という感じでした。

アンサンブル仲間の友人が試奏してるのを近くで聴いてた時も、音が「マカンコウサッポウ」並に
飛んできて思わず周りの人たちも「なんだ?なんだ?」と振り向くぐらいの勢い。
各弦の音のつながりも自然でめいいっぱい歌える、単なる4声体和声の内声ではなく
輝かしい歌のテノールを彷彿とさせるような頼り甲斐のある音でした。

表板のふっくら感や裏板の少しきゅっとした盛り上がりも独特の感じで、
これまた楽器見ながら晩酌しても楽しそうだな〜、と思いました。
「ぶっちゃけ、見た目」から始まったガルネリ話でしたが、それ以上に
音がいいのが嬉しいですね。

正直なところ、先立つモノがあれば「買う買う、買います、買わせてください」と
言いそうなところです。5年10年に一度の出会いです。
この楽器を持ってても恥ずかしくない演奏のできるプレイヤーに
なりたい、そんな気持ちにさせてくれる楽器でした。

ヴァイオリン工房 リューテリア アライ http://liuteria.exblog.jp/


あと、気になった楽器は後藤さん。
SIF2013 Viola by 後藤陽一
こちらは弦がオブリガートという事も影響しているかもしれないですが、ふっくら・しっとりした
感じの音で、モーツアルトのディヴェルティメント等で時々チラッと聞こえる間の手のヴィオラの
フレーズなんかがしっくりくる印象でした。

たまたま近くにいた人とも「いわゆるCDで聴くようなビオラっぽい音ですね〜」というような
話をしたりして楽しく試奏させていただきました。

弦楽器カルテット http://g-quartet.co.jp/


もうひとつ、今回見つけたいいものシリーズ。コル レーニョ ガード。
コル・レーニョガード
クワトロさんとは代表の方と Facebook でお友達なので このコル レーニョ ガードも
存在自体は知っていたのですが、今回実物を発見→さっそく購入。

家に帰ってさっそくコル・レーニョで遊んでみたところ、乾いた骨の音が
カツカツ・コンコン・ポキポキと。 躊躇なく弦を叩けるって気持ちいいっす。
改めて弓の先端部分を確認してみると、ガードの部分に幾つもの小さな凹み。
おお、マイ弓に代わってしっかりとその衝撃を受け止めてくださっているじゃぁないですか。

っていうか その下に見える弓本体の先端に、ガードを付ける以前のコル・レーニョ攻撃で
受けた無数の縦線が連続して太い一本の線のようになってて、酷い有様が。
そんなに激しく ぶつけたつもりはなくてもコル・レーニョってやっぱり弓を消耗しちゃうよね。
コル・レーニョガードの効果確認をしようとした結果、あらためて己の所業を
反省するに至った今日このごろです。 マーラー一番、惑星、幻想 要注意。

ちなみに、近々 幻想交響曲を弾く友人に「だんな、いいブツありまっせ」と紹介したところ
おぉっこれは! と2つご購入されていきました。


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by お名前(必須) (2019-02-18 19:57) 

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