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RAW 現像でホワイトバランスをいじる [カメラ/写真/壁紙]

あいかわらず、どうでもいい被写体ですが。。。

DSC02650
Sony α100 / TAMRON 28-75 f2.8 (model A09)

室内だと、こんな感じで色がかぶってしまうことがあります。 うちは昼白色の蛍光灯と電球色の蛍光灯がブレンドされてるので、よそ様の家よりも色が変に写りやすいのかもしれません。

で、例の如く、最近覚えたトーンカーブをいじってみることにします。 方針は以下のとおり。
- 白く写るべき部分を、赤を基準にしてほかの色が赤を超えない範囲でなるべく赤と同じ(限りなく無彩色)にする。

Image Converter SR で RAW ファイルを開いて、白くしたい部分にマウスカーソルを持っていきます。 そうすると、画面の左下ステータスバーに RGB各色の値と輝度、ピクセル位置が "R:210 G:202 B:220 Y:210 (200, 400)"のように出てきます。 カーソルを動かしながら傾向を見ていきますと、今回の場合は Green が足りなくて、Blue は多すぎることがわかります。 ということでそれを補正するようにトーンカーブをいじってみようと思います。

そうして出来上がったのがこれです。
DSC02650-GpBm2

うーん、確かに白は白いですが、なんとなく全体に緑っぽいですな。
ということで、その辺をめだたなくするように感覚的に手心を加えた(緑と青の補正カーブを抑え目にした)のがこれです。
DSC02650-GpBm

いかがでしょうか。 まぁ、こんなもんかなという気もします。

さて、これでもいいのですが(blog ネタをもうすこし引っ張るために)構図の左に写ってるレンズと背景の境界のボケの部分に注目していただきたいのです。
私としては、ここのボケの部分もあんまり緑になってほしくはないのです。

ということで、今回新ネタを。。。 ホワイトバランスです。

トーンカーブは撮影時のままいじらず、そのかわりにホワイトバランスを撮影時設定 → 色温度調節で変えてみます。
方針はさっきと同じように、白を白く(赤ベース無彩色)です。
今回のケースでは4300K ぐらいでだいたい赤とほかの色が釣り合いました。

適宜ヒストグラムを確認して、明るいほうのR,G,B の各色のピークが一致するように心がけるのもいいかもしれません。


そうして出来上がったのが、これです。
DSC02650-4300K

もう、これで十分な気がしますが、微妙にマゼンダが残ってる気もしますので、色補正の項目で Green 側に1クリックしてみました。 この辺は完全に好みの範疇ですな。
DSC02650-4300K-G1

これで、意図通りの色合いになりました。

ということでトーンカーブ手心あり版ともう一度比べてみますか。
DSC02650-GpBm





なるほど、白を白くする調節はやっぱりホワイトバランスで調整したほうが自然かな(必ずしも現実に忠実という意味ではありません)。 というのが今回ケースの結論です。




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