RAW 現像でトーンカーブをいじる [カメラ/写真/壁紙]
変わり映えのしない犬の写真ですが、撮ってる本人は結構バリエーションを考えてるつもりです。
Sony α100 / TAMRON 28-75 f2.8 (model A09)
α100 の最大の特徴にして、兄弟α(特に α Sweet Digital) と違うところ。 それは青色の濃さじゃないかと思います。 α各機種持ってるわけではないので、Web での作例等を眺めて思っただけですが。
ということで RAW で撮影した画像を、付属の RAW 現像ソフトの Image Data Converter SR でトーンカーブをいじって JPEG にしてみました。
パラメータは以下のとおり
- 輝度の低い部分をすこしもちあげて、Dレンジオプティマイザー・スタンダード風の効果を期待しつつ、毛並みの艶を強調。
- 青みを抑えて、ポートレート風より柔らかな雰囲気。
- ちなみに補正量はいずれも目分量です。 Before-After で2枚並べながら隠し味的に調整するのがいいでしょうね。
そうして出来上がったのがこれです。
もとのと比べてみますか。
いかがでしょうか。 私としてはこれからも犬の顔色を窺いつつ、毛色にこだわっていきたいと思います。
撮影メモ
ホワイトバランスのCC補正が2軸だったら、ブルー・イエローを補正して撮影すれば、JPEG 撮って出しでもほぼ同じ写真が撮れると思います。 ぜひα次機種では実現してほしいですね。 もちろんα100でもファームウェアのアップデートをしてくれるとうれしいんですが。。。
Dレンジオプティマイザーも、本体側現像の JPEG 撮って出しだとアドバンストが利くのに、RAW だと OFF になるっていうのはもったいないですね。 たぶん、ライセンスとか現像ソフトの開発期間などのからみだと思うのですが。 こちらも、ぜひ PC 側現像でも使えるようにしてほしいです。 有料アップグレードでもいいですよー。
レンズF値: F2.8
画像サイズと画質: L:10M pixels、RAW
露出制御モード: 絞り優先AE
露光補正量: EV-1.0
測光モード:多分割測光
フラッシュ:なし
フォーカス:フレーム中央固定、DMF
ISO:400
ホワイトバランス:オートホワイトバランス
Dレンジオプティマイザー: OFF(RAW撮影のため)
画質仕上げモード: Standard 補正なし
[2006/12/13]
さて、蛍光灯下で AWB という(意地悪な)環境下で犬が青く撮れることがある件をサポートセンターに聞いてみました。
答えは箇条書きで要点を列挙すると
- AWB のかわりにプリセットの WB 使ってみて。
- どれが好みかは実験してみてね。
- プラス補正するともっと暖色に撮れるよ。
でした。
ごもっともです。
ということで、WB:太陽光で RAW 現像してみました。
さっきのトーンカーブいじった版。
一番最初に載せたオリジナル。
WB太陽光/トーンカーブ/オリジナルと3つ並べると、赤黄青と三者三様ですなぁ。
Copyright 2006 yoga.
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