Fedora Core 3 にて en_US ロケールでも iiimf を有効にする方法 [ぱそ関係]
Fedora Core3 には iiimf という日本語(多言語)入力環境がついてくるが、これはシステムロケールが日本語/中国語などいくつかの2バイト系言語でないと(赤帽子メニュー → System Settings → language)有効にならない(とFC3のリリースノートにかいてある)。
USロケールで使っていて iiimf が有効にならないと、gimlet とよばれる入力切替のところが真っ白でなにも標示されなくて豆腐みたいだし、逆に日本語ロケールで使っているとツールバーのメニューが日本語だったりするので何ともかっこ悪い。
しばらくは、しょうがなくシステムロケールを日本語にしてつかっていたが、何とか英語ロケールでも iiimf をつかえないものだろうかといろいろ Google 先生でさがしていたら、意外と簡単にみつかった。
ということでやりかた
1. mkdir ~/.xinput.d → すでにディレクトリがあり、ja_JP というファイルがあるかも しれない。 ja_JP があっても、どうせ iiimf を使うつもりなら ファイルの存在意義はないから削除しておこう。 2. ln -s /etc/X11/xinit/xinput.d/iiimf ~/.xinput.d/default → つまり設定ファイルがあればデフォルトでiiimf を つかうようにできるちゅーことですな。
ちなみにこの記事もFedora Core3 + iiimf の日本語 + ブラウザは Firefox で書いてるところ。
[おまけ]
これって個人の設定ジャン? ということで、システム全体の設定方法もできるか試してみた。(root権限が必要だよ)
1. cd /etc/X11/xinit/xinput.d/ 2. ln -s iiimf default
とdefault を作ってやれば、各個人の ~/.xinput.d/ が無くても、勝手に iiimf が有効になるみたいっす。 簡単じゃねぇか。
ちなみに、マシンを起動してデスクトップが出て来てから iiimf が実際にready になるまで30秒ぐらいかかる。
元ネタはこちら。
http://fedora.redhat.com/projects/i18n/iiimf-faq.html