SSブログ

[練習]Bach 無伴奏Vcソナタ No.1 Prelude [楽器の練習]

[2010/01/11]

格段のスピードアップで帰ってきたバッハさん。
一応、コンセプトは「G dur が一番好き」です。

ま、帰省中とその後しばらく楽器を弾かなかったのでテク的にはヨレヨレですが、何となく方向性が見えてきたということで2010年のスタートとしては悪くないんじゃないでしょうか? と自画自賛。

主なポイントは、
1) ボーイングはなるべく原点版に近いものにしました。
チェロの手書き譜を見てるうちに「4/4拍子で 16分音符ということは、もっと速いんじゃね?」ということでテンポ Up してソルフェージュを。 テンポを速くしていくと、全部スラーにするよりも弓を返したほうが生き生きした感じが出るように思います。 逆に言うと、テンポが速い曲のつもりで書いたからあんまり長いスラーが付いてないんじゃないかな? ということで。

2) フレーズをまたぐ直前の音(小節の最後の音)は長く。
録音聴いてると、フレーズとフレーズの間が短いとものすごく幼稚に聞こえます。 これは悪い癖ですね。

3) 最後の小節に入るところはド→シという音の流れを切らないように。
最後の一拍がファ#ドレファ#だったら「ソー」で終わっていいと思うのですが、ファ#ドファ#ドと来ているので「シー」(Gに対して4度→3度)と若干アーメン的な終わり方を見せたほうがいい気がします。

4) 和音:スラー、音階:デタッシェを基本に、中間部は滑らかさ Up で
「和音:スラー、音階:デタッシェを基本に」というのは Prelude よりも他のもう少しゆっくりな曲の方が法則があてはまりやすいのですが、和音を一弓で粘ると最初の音がきれいに響くように聞こえます。 ということで ぜひともスラーで和音進行を見せなければ。

といった感じでしょうか。


楽器: Friedrich Alber 2004 (裏板41.4cm)
弦: A:ヤーガー、DGC:ラーセン
録音:PCM-D50(内蔵マイク)


↓最近良く聴いてる無伴奏 by Pieter Wispelwey
Bach: Suites for Cello Solo

Bach: Suites for Cello Solo

  • アーティスト: Pieter Wispelwey,Johann Sebastian Bach
  • 出版社/メーカー: Channel Classics
  • 発売日: 1993/08/18
  • メディア: CD

ピーター・ウィスペルウェイ、2年前に来日しとったんかー。 知らんかったー。


[2007/10/13]

すべてのチェロ&ビオラ奏者の登竜門というべき曲ですね。

この曲は、以下のような構成です。
最初から21小節目まで: 前半。 和声的なフレーズ(分散和音)
22小節~38小節まで: 後半。 音階的なフレーズ
39小節~最後まで: オマケ。 再び和声的なフレーズ


。。。というところまではなんとなくわかるのですが、「だから何?」という感じが。。。 全体的にどこを盛り上げてどこを静かにやれば、この和声の移り変わりが面白く聞かせられるか? とか、練習曲のように聞こえないようにするには何をすればいいのか? など、実際の演奏としてどういう工夫をすればいいかというのがあんまりピンとこないんですよねぇ。

たとえば、前半は1つの小節の中に同じ分散和音が2回づつ入っています。 これをエコーみたいに2回目を弱くするという演奏があります。 でも、それなら同くどくど全部の小節に同じこと書かないんではないか。 むしろ、「ホレホレ、面白いでしょ?」とサービス精神旺盛なために2回づつ入れてあるような気がするんですよね。 まぁ、いずれにしてもまだまだ研究不足です。


自分の演奏にはそれ以前の問題も多くてアレですが、バッハの無伴奏はパズルみたいで面白いですね。



第一組曲の Prelude で一番好きなのは古川展生氏の演奏です。

古川展生オフィシャルサイト
http://furukawanobuo.com/

スラー等はわりと原典版(アンナ・マグダレーナ・バッハによる写譜)に沿った感じかな。
バッハ:無伴奏チェロ組曲1&5

演奏:古川展生
参考価格:¥2,940


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

Kaspersky Internet S..国会運営 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。