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赤いイヤホン Monster Beats by Dr.Dre Get [音楽関係]

赤けりゃ何でもいいのか? って感じですが。
Monster Beats by Dr.Dre
Monster Beats "Tour" by Dr.Dre ( http://beatsbydre.com/ )

本家サイトはこちら
http://beatsbydre.com/products/Products.aspx?pid=B4608


なんとなく、秋になると赤いものが買いたくなる習性があるようです。
earphone-DSC08941s
といっても、赤けりゃ何でもいいというわけではなく、ある程度のリサーチはしてますよ。。。 今回は、「見た目アレのわりに音はまとも」・「低音はよく define されていてバランスがよい」、といった巷の噂を頼りに購入です。
(それだけかい!?>自分)

コネクタはストレートのミニプラグ、ケーブルはY字、全長は1.2m でかなり長いです。
正直、「Dr.Dre って誰だっけ? 最近出てきた奴?」「ドレってちょっと商業路線に寄りすぎだよな。チキブン言ってりゃいいってもんでもないだろ」「Apple Store の商品て宣伝大げさなわりに子供だましなのも結構あるよな」的な気持ちもありつつ今まで敬遠してきたのですが、低音がいいと聞いては買わないわけにはいきません。


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どれが Dre だかわらない。。。とか言わないでね。


まぁ、ストイックに音を追求していった結果、それがたまたま赤かった、と。

そういうことにしておいてください。



そういうことにしておいてもらうために、しょうがないので音の比較。

今回のリファレンスディスクの一つはこれです。

ヨーロピアン・スタンダーズ ヤン・ラングレン・トリオ

ヨーロピアン・スタンダーズ ヤン・ラングレン・トリオ

  • アーティスト: ヤン・ラングレン,マティアス・スヴェンソン,ソルタン・チョース・Jr.
  • 出版社/メーカー: ビデオアーツ・ミュージック
  • 発売日: 2009/05/20
  • メディア: CD

音源は PC + Softone Model6 と Walkman X1060


低音の明瞭さ・認識しやすさ
Dre > E3c > EX700(低音モリモリ改造) >BOSE IE > EX90
なんだよ、Dre って意外と低音の重要性についてわかってんじゃん、やるじゃねぇか。 おとなしめの Ultrazone みたいな。 正直、低音の音のとりやすさだけなら DT770 よりいいかも。。。 ベースが16分音符で「デケデーーン」とかやってる 「デケ」がきちんと聞こえるイヤホンってあんまりないでしょう。 バスドラのキックの質感もなかなか聞かせます。
E3c はそこそこ明瞭だけどレンジが狭いですね。響きはいいけどベースラインで和声を支えるほどの量はありません。 EX700 の低音モリモリ改造は量とレンジの点では Dre や E3c を凌駕していますが、Dre を聞いた後では definition についてはもう一声欲しいですね。 ま、開放型の低音と思っていただければいいでしょう。
BOSE IE はモコモコ。 EX90 は物足りないです。


音の重心の低さ
EX700(改) > BOSE IE > E3c > Dre > その他
やっぱ重さは EX700 ですね。 それに比べると Dre は少し腰高な感じがします。 明瞭さをとるか重さをとるかの芸風の違いかな。 ま EX700 の無改造オリジナルと比べたらあんまり変わらないかもしれないけど。 E3c は上が伸びきらない分低め。
BOSE IE は重心低いというより尻餅ついてます。 音の傾向自体はアリな気もしますが、すぐにイヤホン自体が耳から浮いて低音消えちゃったりするんで困り者です。


実体感
E3c > EX700 > NIXON > Dre > そのほか
アコ楽器のリアリティは E3c がいいですね。 あとスタジオの響く感じとかそういうのは EX700 も優秀です。
そのほかは、まあまあといった感じでしょうか。 モノによって音が平坦な感じだったり、一部の帯域が強くでて分離気味に聞こえたり。 Dre は低音に関しては優秀ですが、それ以外はすこしバランスが悪く軽めの音に聞こえます。 指差してあそこにトランペットが。。。みたいな感じはありません。 ピアノはわりといいかもしれませんが、タンバリンとかはダメです。


開放感
EX90 ≒ Dre > EX700(改) > NIXON > E3c > BOSE IE
EX90 の唯一の取柄である開放感ですが、そのために音漏れという大きな犠牲を払っています(たぶん)。
それに比べて Dre は遜色ないレベルでありながら音漏れは少ないです。
EX700 は開放感という感じはあんまりないですね。
NIXON は比べるとこもってるかも?ぐらいで、E3c はBA だからやっぱり。。。で、BOSE IE は海の底です。


装着感
EX700 ≒ EX90 > Dre > NIXON > E3c > 論外:BOSE IE
収まりの良さは EX700 と EX90 ですね。 EX700 のほうがフィット感がいいです。
Dre ~ E3c はいわゆるカナル系の吸い付く感じです。 NIXON と E3c はタッチノイズが多いですね。 Dre はE3c や NIXON に比べると少し飛び出し気味な感じがします。
BOSE は語るに値しません。


遮音の良さ
NIXON ≒ E3c > Dre > EX700 > EX90 > BOSE IE
カナル系の遮音性能の高さは格別ですね。 まだ電車では使ってないので、低音の「ゴトンゴトン」というのもしっかり遮音してくれるのかどうかは未知数ですが、E3c の経験なんかからするとたぶん大丈夫でしょう。 テレビの音とかパソコンのキー打鍵音などに関してはしっかり遮音してくれます。ざっくり言って DT770 PRO と同等で驚きました。 「これだけしっかり遮音できてればノイキャンはいらないよなぁ」とか思ったり。
EX700 は電車使用でもわりと快適なレベルだと思いますが、「ゴトンゴトン」のせいで少し低音は増強してやらないと聞こえにくい場合があります。
EX90 以下は今の基準では遮音性はほとんどないに近いですね。


音漏れの少なさ
E3c ≒ EX700 > NIXON ≒ Dre >>> そのほか
E3c と EX700 は「普通の音量ではがんばっても聞こえない」レベルです。
音漏れの少なさに関しては NIXON、Dre は若干EX700 より劣るかもしれませんが、静かな部屋でのチェックでもほとんど聞こえないです。 鼻息のスースーのほうが大きいと思います。
EX90 は悪評といってもいい位、音漏れします。 今回久々に引っ張り出してみて、「音はいいけど外で使えない」を再認識しました。 BOSE は面倒なので確認してません。


音量のとりやすさ
EX700 > E3c > Dre = NIXON = EX90
ま、EX700 の感度良すぎが突出していてそれ以外はそれほど違いはないです。
逆に EX700 は感度良すぎが仇になってウオークマンのノイズが目立ちます。
ということで、かえって Dre くらいの感度のほうがいいかも。


ということで、まとめると
- 全体の音は少し軽めで乾いた感じ、ドンシャリ系。
- タッチノイズがダメな人にはオススメできません
- 低音大好きな人なら記念に持っておいて損はないです
- 低音の量は遮音性能の高さによる聞き取りやすさでカバー

GAME

GAME

  • アーティスト: 中田ヤスタカ
  • 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
  • 発売日: 2008/04/16
  • メディア: CD

そういえば、イヤピースは SML 3種類に加えて 3段キノコが大小2種類ついてます。

Dr.Dre の 1万5千円はお買い得でしょう。
正直、2009年現在の基準で E3c、EX700 はコスパ悪いっすね。 これが技術の進歩なのか。。。



そういえば、まだ紹介してなかったもうひとつの「赤いイヤホン」
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NIXON 8MM

赤+金という、とてもおめでたい配色です。
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プラグも金
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まぁ、こちらも音に関しては6~7千円ならかなりいいと思いますよ。






MONSTER CABLE ダイナミック型イヤフォン MH Beats IE by dr.dre

MONSTER CABLE ダイナミック型イヤフォン MH Beats IE by dr.dre

  • 出版社/メーカー: モンスターケーブル
  • メディア: エレクトロニクス



SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー MDR-EX700SL

SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー MDR-EX700SL

  • 出版社/メーカー: ソニー
  • メディア: エレクトロニクス



SHURE 高遮音性イヤホン・ブラック SE310-A-K-J

SHURE 高遮音性イヤホン・ブラック SE310-A-K-J

  • 出版社/メーカー: SHURE
  • メディア: エレクトロニクス



NIXON ヘッドホン WIRE8MM Black / Lime NH001514-00

NIXON ヘッドホン WIRE8MM Black / Lime NH001514-00

  • 出版社/メーカー: NIXON
  • メディア: エレクトロニクス



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