SSブログ

テオ・ヤンセン [とりあえず羅列]

テオ・ヤンセン、オランダのアーティスト(Kinetic Sculptor:動態彫刻家?)です。
日比谷パティオで開催中のテオ・ヤンセン展を見てきました。

モノとしてはパイプを組み合わせて作った風力で動くオブジェなのですが、そのモーションが生き物のようで非常に興味深いです。 日本人に馴染み深いもので容姿や動きの近いものをあげると、カニとか、ジブリの猫バスとかオウムみたいな足いっぱいのやつあたりでしょうか。

例えば、こんなの(BMW のCM映像)



彼の作品はストランド・ビースト(砂浜の生物)と呼ばれ、それぞれの作品には分類学の学名っぽい名前がついています。 アニマリス・モデュラリウスとか。

単に、オブジェと思うか、ある種の生命体と思うかは人それぞれでしょうけど、生きているとは何なのかを定義するのは哲学的にも非常に難しい問題です。 音楽でも、単なる音の羅列とメロディー、音と音楽の境目って何なんだ? とかありますからね。 テオ・ヤンセン氏本人は創造主、生命体、進化と真面目に語っています。 少なくともまるで生きてるかのようには見えます。 手塚治虫の珪素系生物と炭素系生物のマンガ(何だっけ?)をぼんやり思い出しました。


テオヤンセン展では、これまでに創造された十数体のストランド・ビーストの展示に加え、自分で動かせる体験エリア(押して戻ってくる直線一往復だけですが)と、実際に動くデモ(巨大なのを解説付きで動かしてくれる、1時間に1回)を行っています。 4/12まで。

Theo Jansen- テオ・ヤンセン展 公式HP
http://www.hibiya-patio.jp/theo/

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。