DT770 PRO Get [音楽関係]
こんばんは、Beyerdynamic 好きのよがです。
現在、DT990 を愛用中ですが、たまには密閉型の低音も楽しみたいと思います。
ということで、先週上野に行ったついでに秋葉原に寄って DT770 PRO 買いました。
左: DT770 PRO、右:DT990 MANUFAKTUR 600Ω
価格改定後なので実売2万円ちょっとでした。 いい時代です。
http://www.teac.co.jp/news/news2008/20081215-01.html
一聴してわかるのは、当然ながらベースがものすごくクリアなこと、普通のナゲットと地鶏の炭火焼きぐらい違います。 やっぱり密閉型もいいですね。 ジャズ/ファンク/ソウル系はシンバルシャンシャンなら DT990、ベースブンブンなら DT770 という感じで使い分けも いい感じでできてます。 CD一枚で2度おいしいです。
店頭で視聴したときは m902 がおいてあったのですが、m902 と組み合わせると低音の産毛が見えるようです。 ウッドベースみたいなのは「ノクン、ノクン」とフレットレス独特のアタックがちゃんと聞こえますし、ラウンドワウンドの巻き弦エレキベースの適度なフィンガーノイズによる「こすれ感」も とてもリアルでした。 「m902 欲しい病」にかかりそうです。
イヤパッドですが、DT990 と DT770 で型番が違います。
左: DT770 用、右:DT990 用
こうして比べてみると、DT770 のほうがカンにかぶせる黒い部分が微妙に長めです。 単なるロット違いなのか、きちんと設計して変えてあるのかは微妙な気もしますが、密閉度に差が出るかな?ということに しておきましょう。
ベロアの手触りも若干DT990用のほうがなめらか、DT770 用の方がカサカサした感じがします。
中はDT990 がスポンジなのに対し DT770 用はアクリルの綿みたいなのが入ってます。
どちらも通気用の穴は開いてます。
サイズですが外周は同じ、 内周径は DT990 のほうが小さめで、結果としてDT770 のほうが細身です。
左: DT770 用、右:DT990 用
パッドはそれのほど変わらないように見えるのに、遮音性は DT770 のほうがありますね。 やはりカン部分の密閉のおかげでしょうか、外の騒音をちゃんと遮断して音楽に集中できますね。 テレビの音とかもいい具合に遮断してくれるので思ったよりも活躍してます。
その一方で、耳からはずした時にシャカシャカと聞こえる音量は DT770 のほうが大きいですね。 シャカシャカというよりは、スネアのアタックとかの音がハウジングに響いて何の曲か しっかりわかる感じです。 装着状態(左右のカンを貝合わせにした状態)での いわゆる音漏れに関しては DT990 より小さいです。
ということで、DT990 だと聞かないときも鳴らしっぱなしで まぁ問題ない感じですが、DT770 だと聞かないときは一応プラグ抜いとこうかナ という感じです。
さて密閉型ということもあり、ハウジングによる若干の「こもり」みたいなものがあるせいか、あまりホールの響きをそのまま楽しむという感じにはなりません。 特に録音の悪いものだと音が団子になりやすい傾向があるように感じます。 クラシック専用に DT770 を考えている人はそんなにいないとおもいますが、「幅広いジャンルを一本のヘッドホンで」と考えている方はライブ系の音源に少し注意したほうがいいかもしれません。
とか何とか言いつつも、クラシックの↓こういう曲でティンパニや低弦のピチカートが音程が明確で透明感を持って聞こえてくるっていうのは かなりいいですね。 静かに読書するときの BGM 再生用なんかにもいい気がします。BGM のつもりが ついつい音楽に聞き入ってしまうかもしれない というぐらいいい感じです。
無伴奏チェロとかは、DT770 だとソリッド過ぎて少し味気ない感じがしますね。
無伴奏なら DT990 のほうがやわらかく響いていい感じです。
私の DT770 PRO に対する印象は「基本的に地味」ですね。
静かに落ち着いて聴きたいときや低音をじっくり聴きたいときは DT770、明るく堂々と鳴らして響きも楽しみたいときは DT990 っていう感じでしょうか。
ま、地味な写真ばかりでは つまらないので、DT770 の Manufaktur 製作実演のビデオでも見てください。
Frankfurt musikmesse 2009 - Beyerdynamic costom headphones
http://www.youtube.com/watch?v=bh8dW3UNKIs
# 最近、うちの環境(Firefox)だと Youtube 見るのに妙に時間かかったりするんですよね。。。
↓私の低音試聴リファレンスディスク
そういえば、音量の取りやすさは
DT770 PRO 250Ω >≒ DT990 Manufaktur 600Ω
ですが、一目盛りか二目盛りぐらいしか違いません。
現在、DT990 を愛用中ですが、たまには密閉型の低音も楽しみたいと思います。
ということで、先週上野に行ったついでに秋葉原に寄って DT770 PRO 買いました。
左: DT770 PRO、右:DT990 MANUFAKTUR 600Ω
価格改定後なので実売2万円ちょっとでした。 いい時代です。
http://www.teac.co.jp/news/news2008/20081215-01.html
一聴してわかるのは、当然ながらベースがものすごくクリアなこと、普通のナゲットと地鶏の炭火焼きぐらい違います。 やっぱり密閉型もいいですね。 ジャズ/ファンク/ソウル系はシンバルシャンシャンなら DT990、ベースブンブンなら DT770 という感じで使い分けも いい感じでできてます。 CD一枚で2度おいしいです。
店頭で視聴したときは m902 がおいてあったのですが、m902 と組み合わせると低音の産毛が見えるようです。 ウッドベースみたいなのは「ノクン、ノクン」とフレットレス独特のアタックがちゃんと聞こえますし、ラウンドワウンドの巻き弦エレキベースの適度なフィンガーノイズによる「こすれ感」も とてもリアルでした。 「m902 欲しい病」にかかりそうです。
イヤパッドですが、DT990 と DT770 で型番が違います。
左: DT770 用、右:DT990 用
こうして比べてみると、DT770 のほうがカンにかぶせる黒い部分が微妙に長めです。 単なるロット違いなのか、きちんと設計して変えてあるのかは微妙な気もしますが、密閉度に差が出るかな?ということに しておきましょう。
ベロアの手触りも若干DT990用のほうがなめらか、DT770 用の方がカサカサした感じがします。
中はDT990 がスポンジなのに対し DT770 用はアクリルの綿みたいなのが入ってます。
どちらも通気用の穴は開いてます。
サイズですが外周は同じ、 内周径は DT990 のほうが小さめで、結果としてDT770 のほうが細身です。
左: DT770 用、右:DT990 用
パッドはそれのほど変わらないように見えるのに、遮音性は DT770 のほうがありますね。 やはりカン部分の密閉のおかげでしょうか、外の騒音をちゃんと遮断して音楽に集中できますね。 テレビの音とかもいい具合に遮断してくれるので思ったよりも活躍してます。
その一方で、耳からはずした時にシャカシャカと聞こえる音量は DT770 のほうが大きいですね。 シャカシャカというよりは、スネアのアタックとかの音がハウジングに響いて何の曲か しっかりわかる感じです。 装着状態(左右のカンを貝合わせにした状態)での いわゆる音漏れに関しては DT990 より小さいです。
ということで、DT990 だと聞かないときも鳴らしっぱなしで まぁ問題ない感じですが、DT770 だと聞かないときは一応プラグ抜いとこうかナ という感じです。
さて密閉型ということもあり、ハウジングによる若干の「こもり」みたいなものがあるせいか、あまりホールの響きをそのまま楽しむという感じにはなりません。 特に録音の悪いものだと音が団子になりやすい傾向があるように感じます。 クラシック専用に DT770 を考えている人はそんなにいないとおもいますが、「幅広いジャンルを一本のヘッドホンで」と考えている方はライブ系の音源に少し注意したほうがいいかもしれません。
とか何とか言いつつも、クラシックの↓こういう曲でティンパニや低弦のピチカートが音程が明確で透明感を持って聞こえてくるっていうのは かなりいいですね。 静かに読書するときの BGM 再生用なんかにもいい気がします。BGM のつもりが ついつい音楽に聞き入ってしまうかもしれない というぐらいいい感じです。
- アーティスト: ハーン(ヒラリー),ベートーヴェン,バーンスタイン,ジンマン(デイヴィッド),ボルティモア交響楽団
- 出版社/メーカー: SMJ(SME)(M)
- 発売日: 2008/11/19
- メディア: CD
無伴奏チェロとかは、DT770 だとソリッド過ぎて少し味気ない感じがしますね。
無伴奏なら DT990 のほうがやわらかく響いていい感じです。
私の DT770 PRO に対する印象は「基本的に地味」ですね。
静かに落ち着いて聴きたいときや低音をじっくり聴きたいときは DT770、明るく堂々と鳴らして響きも楽しみたいときは DT990 っていう感じでしょうか。
ま、地味な写真ばかりでは つまらないので、DT770 の Manufaktur 製作実演のビデオでも見てください。
Frankfurt musikmesse 2009 - Beyerdynamic costom headphones
http://www.youtube.com/watch?v=bh8dW3UNKIs
# 最近、うちの環境(Firefox)だと Youtube 見るのに妙に時間かかったりするんですよね。。。
↓私の低音試聴リファレンスディスク
ティアック beyerdynamic レコーディングモニター定番 高遮音、分離の良いサウンド DT770Pro
- 出版社/メーカー: ティアック
- メディア: エレクトロニクス
ティアック beyerdynamic オープン形高級オーディオ向け高インピーダンスモデル DT990E/600
- 出版社/メーカー: ティアック
- メディア: エレクトロニクス
そういえば、音量の取りやすさは
DT770 PRO 250Ω >≒ DT990 Manufaktur 600Ω
ですが、一目盛りか二目盛りぐらいしか違いません。
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